キャンピングカー 北海道の左半分5 R229別名「追分ソーランライン」を激走、江差へ

キャンピングカー
北の大地をじっくりと
5日目 2025年6月23日(月)

裏の駐車場から見た道の駅「みなとまーれ寿都」。なかなかにしゃれた駅でした(といっても建物に入る時間にはもういませんでした)。

NAVIによると、本日のドライブ時間が5時間と、、、ホンマかいな150㎞くらいで?相当悪路なの?ガイドブックには一切情報がありませんで、ここは昔ながらの「全日本ルートマップ」(JAF出版)が役に立ちます。で、早め9時出発。

すぐ近くの岬「弁慶岬」。絵になるので撮りました。

岬というからには灯台、と。

漁師さんの家以外に人工物に出会いません。道の駅にはなるべく立ち寄ります。

道の駅「よってけ!島牧」

よってけ!っつうくらいですから。

あの、必ずしもよってく必要ありません、です。

ふと見れば低い山にも残雪があります。

ここら辺から海岸に切り立つ岩山、といった景色が延々続きます。滝も容赦なく落ちています。トンネルも多めです、が概して北海道は道幅は充分で十分激走できるのです。

せたな町で山に入り、やがて少し穏やかな海岸に戻ります。

道の駅「てっくいランド大成」(てっくいとはヒラメのこと、らしい)

夏は海水浴場の基地となるようです。

雲多し、そして寒い。湿度がないので長袖必須です。

直線道路に車はまばら。

ここで車内昼食。

当然ここまでの100㎞の間にレストランなどあろうはずがないことは見越しており、せたな町のセイコーマートで昼食を買い込んでいました。セイコーマートとはご存じ北海道民が愛するコンビニチェーン。

夏はこのコンビニめしがいい。冷やし中華なら熱くないし野菜も少々、肉も少々、卵も少々取得できます。

午睡。

当初の5時間かかるっていうのはやっぱりおかしい、そんなにかかるはずがない。ならばうだうだせずに少し予定を早めよう。

めったにないビュースポット「親子熊岩」。

親熊が子熊を岸壁から引きずり上げようとしている図、だとか。

一部、土砂崩れ迂回ルートがあったりしましたが14時過ぎに江差に到着。

まずは開陽丸。

幕末の軍艦・・・咸臨丸なら知ってるけど・・・そのころの座礁沈没した船の復元だそうで。

海の駅(開陽丸)、ってのもありました。まあ何にもない荒磯と絶壁の風景を150㎞走ってくると商業施設にほんわかする。

売り物にしようとしている「いにしえ街道」。

中でも象徴的なのがこの旧・中村家住宅。

さらに近づくと、

なかなかに複雑な構造の木造住宅だ。

なんとか売り出そうとしているこの街道・・・ですが私のように全国区の旅人にはやや食傷気味でして・・・

いにしえ、っていっても建造物が新しすぎてレトロ感が出てないんだよな。

さて、江差町をでたあたりに安い温泉があるという。「花沢温泉」さん。

これはおすすめします。

200円です。

こじんまりとしていますが湯の質は上々。うっすら青がかった若干アルカリ性炭酸水素泉で塩味なし。かけ流しです。露天あり。

安くてもとても清潔、小さな休憩スペースで横になることもできます。なんといってもエアコンがある。ここのところ気づいていたのは、日帰り入浴施設にエアコンがないところが多いということでした。やっぱり風呂上りに、夏だと再び汗をかいたらうれしくないからね。

晩飯はコンビニはやめよう。町で唯一?晩飯が食えるところを探しました。

「お食事処ふくはら」さん。夜は居酒屋を兼ねています。

まだ日が高いけど、ヘタして混んじゃったら行けないので17時20分に突入。

杞憂でした、まだ誰もいない。ネットで絶賛されていた「チキンスープカレー」を注文。

単品880円にライスを付けてもらいました。

いやホント、評判通りの旨さでした。

本日のねぐらは「ふくはら」からも「花沢温泉」からもほど近い道の駅「上ノ国もんじゅ」。

壮大な建物、駐車場も広い。

何といっても高台から海を見下ろすロケーションが爽快です。

西の方向は落ちかかんとする夕日。この時18時半。

車中泊派が続々と集結してきました。

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