北の大地をじっくりと
31日目 2025年7月19日(土)

おとといと打って変わって寂しい道の駅「びえい白銀ビルケ」でした。雨ザーザーの夜でしたから。照明も奥まで届かず、夜中に起きたら真っ暗に近い森の中です。
世の中は三連休のスタートか。北海道だけ雨らしい。おとなしくするか。
写真とバイクが趣味の喫茶店マスターから絶対行った方がいいと勧められていた場所、
「拓真館(たくしんかん)」に行ってみます。四季彩の丘のすぐ近く。

美瑛を愛した写真家の前田真三氏(故人)とその息子、前田晃氏、孫の前田景氏が撮り続けている田園風景の写真館です。

このすばらしい美術館が無料ですよ。もちろん駐車場も。

来てよかった。
やっぱりスマホでテキトーに撮っているようじゃあきまへんね。

写真の写真を撮るなと言われそうですが、


色が凄い。
無料ってことは募金と、ミニレプリカの販売で館を維持しているんでしょう。すばらしい。レプリカでなくて現物が欲しいなあと思い、値段を見ると額装付き印画紙プリントは45万円とな。無理ですな。
富良野の町へ。
街を歩くのに富良野駅横にこれまた堂々と無料!の駐車場を発見。

ありがたやありがたや。
富良野駅。

ここから十勝方面に延びていた根室線がこの先廃線になったということだな。だから昨日の布部駅は「北の国から」遺構としての役割しかないのだ。
ちなみに駅近に「北の国から資料館」というのがあったのだが、これも取り壊されていました。
さて、ドラマでもたびたび使われていた飲食店「くまげら」がまだあるとのことで行ってみると、

お並び状態。結構なことです。
街中で最も活況を呈しているのがフラノマルシェという施設。


駐車場も広く確保されていて、こりゃいっそ道の駅にすればいいんでないかい。
いったん外に出て昼メシ場所を探します。ガイドブックなぞ見てそれなり紹介されているところはやはり混んでいます。
そんななかでラーメンの「支那虎」さんがすんなり入店着座できました。
今や懐かしい?魚介粉ザラザラのトンコツダブルスープ、堅細麺。990円。

おいしゅうございました。

店を出るころには行列ができておりました。

マルシェに戻って休憩。こういうフリースペースが街中にはありがたい。
ここらのランチ一番人気は、

「唯我独尊」さん。お待ち30人。ぶっといフランクフルトが載ったカレーらしいが・・・ほぼ想像つく味なんだろうけど・・・うまいんでしょうね。
「北の国から」ロケ遺構をもう2つ。
ハートヒルパーク展望台。

よくわかりません。
もう一つが「中の澤分校」跡。

純と蛍が通った小学校。今は廃校になっています。
しかしこんなところまで先客がいるんだわ、2組も。ドラマが始まって43年、最後の特番から23年、ファンの思いは絶えない。

分校横にはなだらかな丘。絶対ここもドラマで使われていますって。
以上、ロケ聖地巡りを終えます。
本日は道の駅「南ふらの」で再び泊します。
その前に、風呂。「かなやま湖保養センター」。

激シブだ、500円。施設も激シブ、サウナや露天はありません。湯の質はまずまず。
目の前はかなやま湖。湖畔にキャンプ場があるようで、

こんなすごいロケーションなら久しぶりにテント張ってもいいと思いました。さすが北海道です。
で、道の駅「南ふらの」。4日前と同じところに車を停めました。
駅舎の一部にフリーワーキングスペースあり。

電源もUSBジャックもWi-Fiもオールフリーでありがたい。いまどきの道の駅です。
そして前回見落としていたのが、レストランの充実ぶり。

なになに、18時に開店する居酒屋(ワインバー)があるってか。

「cafeよりみち」・・・18時を待って行くと、本日ご予約のみ、だと。10席しかないからな。残念でした。
正統派レストランがある。「メープル」。


ハンバーグ定食1,100円で無難に。



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