キャンピングカー 信州縦断7 栗栗栗のまち小布施、野沢温泉はしご 

キャンピングカー
縦に長い長野県
7日目 2025年10月27日(月)

東京より長野が暖かいらしい。

全国的に雨上がり、らしい。

道の駅直売所はリンゴが売るほどある。そのうまさは確認してますが、それほど安いものでもない。

空気も乾き始めて爽快そのもの。小布施の町を探索します。

道の駅から約2㎞、「竹風堂」という菓子舗の裏に大きな駐車スペースがあります。小布施の栗菓子御三家と呼ばれているのが「竹風堂」「桜井甘精堂」「小布施堂」と学習しました。

竹風堂でなんらかの銭を落とせば駐車料金は2時間無料になるらしい。よし、昼までの2時間勝負だ。

竹風堂のシンボル・カブトムシのオブジェを通り過ぎ、栗の町を歩き出してみれば・・・

ぬぬ、なんか非常にしっとり落ち着く町。即座に気に入りました。

わずか500m四方のコンパクトなゾーン。中心を貫く国道403号線沿いに菓子舗やカフェなどが並んでいる。町の統一感がすばらしい。

今日のところは西洋人に人気があるようです。

葛飾北斎のゆかりの地だそうで、北斎館。

その脇の「栗の小径」なる小路をたどれば、

妖怪画で知られる高井鴻山記念館。

いずれも入館してはいません(なにせ2時間で引き上げなければいけません)。

青空に紅葉に緑と、やたら癒されます。

こちらが「桜井甘精堂」。

おしゃれです。

また、自信のある店舗は敷地の庭園を開放しているので、随所に見どころがあらわれます。

403号線に戻ると何やら人だかり。

「栗の木テラス」という、桜井甘精堂経営のカフェ。紅茶とモンブランを食べようと、お待ちが10組、ひえーー。

わたしゃ向かいの店で素朴な焼き栗を購入するにとどめました。

もう一つの御三家「小布施堂」ゾーンに。

赤い実はリンゴではありません、ざくろですよ。

ブランド品のモンブラン「朱雀」なる商品を買う人々。

さて、1時間が過ぎ、「竹風堂」に戻ります。1階が菓子、2階が飲食店。老舗は至るところ美しい。

11時15分とかなり早いが昼飯をここで食おう。すでに同じような客が席を埋め始めています。

オーダーしたのは「山家(やまが)定食」2,000円。

栗おこわがメイン(小盛にしました)。他に鱒の甘露煮、むかごなど。

やっぱ新栗はうめえ。(旧栗?も知らないくせに)

続々と人が入ってきています。12時には駐車場を後にすることができました。

さて、昼からはこの旅の北の果て、野沢温泉に向かいます。

まあ栄村というのがホントの北の果てだけど・・・新潟勤務時代に一回行きましたけど、まあ本当に何にもないんです。そして広いんです。

で、野沢温泉。3回目くらいかな。

走ること1時間。

ガラガラですね。駐車場が楽勝で入れます、横落駐車場(500円)。

ここからの湯めぐりは歩きが便利。

外湯めぐりではランドマークでもある「大湯」は外せない、とされていますが

今、掃除を終えて湯を張り始めたところなので、5時くらいにならないと入れません、との立て札。残念。

ぐるっと周りを歩けば、住民が集う「麻釜(おがま)」。ゆで卵やゆで野菜がサッとできるやつ。

さてどの湯に入らむ?うろうろしていると大湯の近くに戻ってしまった。

おっちゃん2人が出てきたばかりの「河原湯」。

一発目をここと定め、賽銭箱に寸志を入れて突入。素っ裸になったところで、げげ

タオルを忘れてきた。

むなしく着衣、近くの土産物屋でタオルを買いました。岡本太郎デザインで550円。

再突入。誰もいません。10畳ほどの空間です。

熱めと書いてありましたが、何とか入れる。石鹸もシャンプーも誰もいないうちに使ってしまおう(別に悪いことではありません)。

んーーーーさすが野沢の源泉かけ流し。素晴らしい湯だ。

外湯の中でも少しぬるめ、という評判なのが「熊の手洗い湯」。

ここを2番目の湯と定めます。

ぬるいと評判ゆえに千客万来(5人ほど)。

ぬる湯とあつ湯の2槽あって、確かにゆっくり過ごしやすい。

熊もここで手を洗っていたくらいだから近くにいらっしゃるのでしょうね。

3つの湯に入るとグロッキーになりそうなので今日はこんなところで許してやるわ。引き上げます。

さっき買った焼き栗、600円で6個入ってました。

こりゃ素朴でうまい。熊にも生より焼いたほうがうまいと教えてあげたい。おとなしくしてくれればあげるよ。

すっかり小布施が気に入ったので道の駅「オアシスおぶせ」でもう一泊します。

夕食はコンビニで仕入れた鍋焼きうどんなどなど。

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