青森をメインに北東北を巡ります
17日目 2021.6.8
くもりというか霧のような朝。
結局、ひとりの夜でした。
とっとと出発します。
まずは仏ヶ浦。
30分くらいで到着しましたが、駐車場から下に(海に)降りていく歩道が長く見え、朝からエクササイズは避けようと判断。
高みの見物ができるところがありました。
うわ、ちっちゃ。
引き延ばしても、
何となくグレーがかっているのは水蒸気のせい?
まあ白い大きな岩だ、という景勝地ですな。
京都ナンバーのおっちゃんが、さっきの駐車場に停めて下まで降りるとよく見えるよ、と。でも上り下りは割としんどいよ、と。
よしとしよう。
それはそうと、やっぱりマサカリの刃の部分は道が険しい。
猿には2回遭遇しました。
2回目のは家族なのか、7匹くらい固まって道路の隅にたむろしてました。すかさずカメラを向けましたが、敵はサルもの。
こりゃ誰も来ないわ、という道の連続。
途中、カモシカみたいなやつにも会ったな。
また、なんだかわからない、巨岩があったりして。
10時過ぎに大間崎到着。
このころようやく晴れてきました。
大学時代の無茶ドライブの時は夜だったので、しっかり今日は見れました。
おなじみの像。
本州最北端の地ですが、沖には灯台が立つ島が見えます。
あたり一帯はすっかり観光地化してますね。北海道の宗谷岬とよく似てるわ。
さて、この後、一気にUの字を描いて、下北半島もう一つの突端である尻屋崎(しりやざき)へ向かいます。すっかりいい天気になったぞ。
尻屋崎は行ったことがありません。やっぱ大間のマグロが有名すぎる。
道の左右は樹海のような林ばかり。人工物が何もありません。
11時半ころ到着。
白いのが尻屋崎灯台ですよ。
そしてここは寒立馬(かんだちめ)が放牧されているので有名だそうです。
結構ガタイがいい。人が近づいても動じません。
こんな色のやつも。足腰強そう。
そして、不思議な光景に出会いました。
横たわっている仔馬の周りを親や一族郎党?が取り囲んでじっと見ています。心配そうにも、呆然としているようにも見えます。皆が微動だにしません。
仔馬が死んじゃったんだ、なすすべもなく皆で見守っているんだ、と思いました。
革ジャンライダーのおっさんも、何とも言えない光景だね、と言ってました。
するとこの後、仔馬がよろよろ立ち上がって、元気に歩き出すではありませんか。
ありゃ、寝ている仔馬を親馬たちが見てただけ?
革ジャンライダーとともにひと安心。
まあそれほど彼らは動かないんです。寒い北風にもじっと動かないから「寒立馬」なんでしょうね。
元気でよかったです。
別の親子。かわいい。
車を停めたところに小さな食堂・売店がありました。
どう考えても、ここで食事しないとコンビニはおろか食事処は1時間以内は存在しないはず。
で、食べました、豚丼。800円だったか。
うまし。
食べることができてよかった。
帰り道、こんな大胆な方も。
道路を横切っているのではないんです。
立ってそのまま動かないんです。車のほうがスミマセンと頭を下げてよけるのでした。
さすが、寒立馬。
素朴でいいね、尻屋崎。大間崎より気に入りました。
そして、一気に南下します。
もう二度と通らないだろうな、という、緑ばかりの道。30分の間、追いつく車も追い抜く車も対向車も出くわさなかったときがありました。
津軽半島もそうだけど、この下北半島も、北海道に似てる。
下北半島の太平洋側は北海道の紋別あたりにそっくりな光景だ。
なにも使われていない、単なる草原や牧草地、大規模な畑など。明らかに違うのは、時々田んぼがあること。
頑張って休む間もなく走り続け、本日の風呂屋に。
六ケ所村にできた、「ろっかぽっか」という、スーパー銭湯的温泉。
入場料700円のところJAF割引で500円に。グッジョブJAF。
中もきれい。
ここで、入浴している間、レストランの料理をテイクアウトする仕組みを始めました、とあり、利用することに。
本日の宿はここから25キロの道の駅「みさわ」と決めていました。
しかし、着いてみると、Wifiの電波を拾えない・・・・・。
また今日もPCが使えないのはイタイので、隣の道の駅を目指します。
隣、っても30分は走るからね。
疲れるわ。
道の駅「おがわら湖」に到着。
わー大好きなパターンの道の駅。平地に広い駐車場。来てよかった。
ちなみに1台しか映ってませんが、今日はいっぱいいますよ。
(現在6台ほど)
Wifiはばっちり。意外なのはTV電波が拾えないこと。こんな広々と山もなく、青森市からもそんなに離れていないのに、なぜ?
温泉で頼んだ弁当を食べます。
野菜たっぷり焼きそば、550円くらい、かな。(キムチはコンビニ)
ちゃんと厨房でさっき料理した感があって、野菜もしゃきっと新鮮。コンビニ弁当とは違うぞ。
ごっつぁんでした。
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