見たことのない稜線を目指して
9日目最終日 2022年7月29日(金)
昨夜のスコールは1時間半にもおよび、雷様もどっかりと居座ったままでした。念のためサブバッテリーの電源をオフにして、また念のためスマホ、PCも使わずに見ざる聞かざるの無我の境地へ。なんて実は、閃光と轟音がすごいため耳と目をふさいでひたすら貝になっておりました。豪雨の時でもキャンピングカーの跳ね上げ式アクリル窓が威力を発揮します。雨だけをよけて外の空気が入って涼しい。
一夜明ければこんな感じ。
明日、ハマスタの巨人戦を見に行くために本日をもって旅を収める予定でした。
なに、中止ーーー!
そりゃ横暴ってもんです巨人さん。全選手集めて9人いなかったら野球は成立しないから不戦敗ですよ。または9人以上いるのに試合したくなければ棄権試合として9-0で我が軍の勝利でしょう。これからどんどん日程が詰まってくるんだから、コロナだろうが風邪だろうが戦えないチームは「負け1」とすべきです。そこんところどうして強く言えないんですかベイの首脳陣、そして淡白すぎるコメンテーター三浦Dよ。弱気、いやお人よしすぎる。
観戦がなければもう少しここにいたいところですが、土日の混雑は目に見えているし、ここは予定通り撤退です。
道の駅特産品コーナーで、珍しい野菜をどさっと買い込み、さよならです。
小淵沢から正面に見える甲斐駒ヶ岳。1分しないうちに頭がお隠れになりました。よーし見てろよ甲斐駒!
いつか登ってやるからな。
国道20号線をメインに南へ。
河口湖を過ぎたあたりでモスバーガーに立ち寄り昼食。あっちぃーね。
スポーツ紙で巨人戦延期の記事を見る。あれ、何も批判されてないな、巨人さん。あっ、スポーツ報知だった。
途中、山中湖のあたり。
いい感じに青いですね。
松田町、国道246号を経由して最後は国府津まで降りて相模湾沿いを走り帰宅。16時20分。
若干、旅のデータを残しておきます。
1.ガソリン代、有料道路代
ガソリン代は約16,500円。ℓ単価167円で99ℓを消費したことになります。走行距離は775㎞。てことは燃費は7.8㎞/ℓでした。燃費悪いですね。山道のアップダウンが多かったのとエアコン効かせまくりではこんなところか。特に松田町から山中湖に抜ける峠越えが斜度18度の急坂で息も絶え絶え状態でした。レギュラーガソリン単価は走った区域では161円~180円か。今後も単価が下がる見通しはないんですねーーー。今回も意地の一般道のみ走行で有料道路代は0。
2.山登りに要した費用
仙流荘の駐車場代1,000円、仙流荘⇔北沢峠のバス代2,740円。乗鞍高原観光センター⇔畳平のバス代3,300円で、合計7,040円。乗鞍に行くとは考えていなかったためバス代が余計なる出費。
3.風呂代
延命の湯730円×5回、仙流荘500円、湯けむり館730円、甲斐大泉温泉パノラマの湯730円、合計5,610円。なお、仙流荘以外は日帰り温泉施設。
4.土産代
野沢菜おにぎり塩、そば茶、ブルーベリージャム、乗鞍岳ピンバッジ、トマト、コリンキー、ラディッシュ、黄ズッキーニ、総計2,700円ほど。
5.諸費用
wifiレンタル代5,000円くらい(未確定)、コインランドリー代1,000円。wifiレンタルはまたしても失敗。余裕を持って予約すれば問題なかったものを、直前になってしまう悪い癖、いい機種をgetできませんでした。持ち運ぶのに重かったー。
6.電気
腰を折らんばかりに25㎏×2個を取り換えた新品のサブバッテリーはトラブることもなく使えました。まだ怖くて冷蔵庫をONにすることはできてませんが、インバータへの切り替えスイッチ音が正常になり、TVや水ポンプ、照明、各種充電と、全くダウンする心配なしに使えたのは満足でした。やはりキャンカーの心臓はサブバッテリーですな。電圧計を取り換えるべく、部品と工具も持っていたものの、工事せず。メーターに頼らずとも、長年培った勘のようなもののほうが電気量把握には有効かと。
7.車中泊場所の標高と気温
道の駅こぶちさわ6泊・・標高996m、仙流荘駐車場1泊・・標高860m、乗鞍高原観光センター駐車場1泊・・1,450m。晴れた日の日中は下界と変わらず30℃以上、太陽熱は下界よりむしろ強く感じます。したがってエアコンなしで車内で過ごせるのは雨の日のみ。一方、夕方から翌朝6時ごろまでの間はおおむね24℃から18℃くらいまで下降します。長袖・長ズボンに薄い羽毛の布団を掛けて寝る状態。夜は快適な睡眠を得られ、夕方と朝は涼しい風に身体を埋没させることができます。大気の爽快さは何事にも代えがたい。高原を下るときはいつも後ろ髪引かれる思いです。
コメント
いい旅でしたね。
秋旅はどちらに?
コメントありがとうございます。
秋までいかないうちに出かけるかもしれません。
低い山か東北あたりか。