北の大地をじっくりと
29日目 2025年7月17日(木)

やはり森の中は静かで冷える。しかし目覚めると周囲は樹海なのにどんより空気が滞留している。あかんね、すっきりしないね、当面。
まずは四季彩の丘へ。

富田さんと違ってしっかり駐車料金とります、1日500円。なおかつ入場料とります、一人500円。

丘ですから山も見える。トムラウシから十勝岳、富良野岳。
まず手前にラベンダー。

全体面積の3%くらいに過ぎない、ここがファーム富田と違うところ。

園内広く、アップダウンも厳しいのでトラクターがけん引するトロッコが名物です。しっかり500円かな?もう商売っ気満々です。

一番色味がえぐい部分。

このピンクは何でしょう、最盛期のようです。

おなじみの光景。ハートマークが追加されている。

でもやっぱり今日はこれ、赤白ピンク紫の原色帯。

ズームするとこんな花。

ベゴニア??あの、花に疎い人も多いので、できたらなんという植物か札を立てておいてほしいのですが・・・

サルビア系??

マリーゴールド?? もうホントお願いします、名前教えてください。

こんな素朴にも感じられる花も北海道的にいいんでない?ラベンダーだってよく見ると相当素朴だ。
たぶん気温28℃ながら、蒸し暑く汗だらです。こんな時にはソフトクリームより、

メロンでしょう。1カット400円。商売っ気満々ですから。
さて、激込みにならないうちに(アジア系ガイジンさん多数)、退散。
北海道の最高峰、旭岳を目指します。
旭岳は十勝岳より少し北側、さっきの写真では左方向の山です。向かう途中、美瑛の駅前を通りかかりました。
メシ食って行こう。道の駅「びえい 丘のくら」に停めます。まあちっちゃい道の駅です。

人気店を調べると「ファミリーレストランだいまる」が近い。5分ほど歩くと、ガイジンさんが行列をなしていてあちゃー、暑いからなあ、パス。
5年前に行った駅近の大変ヘルシーな店「おきらく亭」にします。

名物はポトフのコース料理。5年前はキャベツがどっさり多すぎて難儀した記憶あり、今回はハーフのポトフとします。


相変わらず野菜の旨さが際立つ、色艶がいい、ヘルシーそのもの、1,100円ですからリーズナブルと言えるでしょう。しかしご飯少なっ。
さて、旭岳。北海道は山道で小さなカーブが少なく、デーンと直線で高度を稼げるような気がする。

旭岳ロープウエイ麓に到着、13時30分。

下界からはほとんど曇ってて見えないけどダメ元で来てみました。うっすら緑ではない山が見え隠れしています。こりゃ行くっきゃない。
駐車料金500円。ロープウエイ往復3,500円ってか。えらく値上がりしたもんだ。
13時45分発、約15分で終点、1,650mくらいの地点です。

お、山頂とまではいかないが、中腹まで見えてるじゃないですか。
気温20℃。そんなに寒くない。5年前は1℃でした、10月アタマだったからね。

雪も残っています。
トレッキングができるようになっていて、「姿見の池」まで周遊1時間コース。

いつか山頂の雲が晴れてくれるんじゃないかと淡い期待を持ちつつ。

登山靴不要ななだらかな坂です。


姿見の池。これから先は入山届が必要な本格的な山道になります。

なかなか晴れてはくれません。

右側には雪渓の残る、少し穏やかな山、

左には当間山?山頂は雲の中です。

噴煙が上がってます。ほぼ水蒸気だそうです。思い出しました、函館の「恵山」、なんか似てるぞ。しかし恵山に行ったのは先月6月29日か??なんか遠い昔のようだ。

旭岳の山容の成り立ちについて。向かって左がてっきり山頂かと思ったが、山頂は右、地獄谷の右奥ということになります。下山してきたおじさんにも確認しました。
まー今日は待ってても晴れませんよ、ということなので、

帰りましょう。ロープウエイの駅までいくつかの沼があります。

夫婦池。こう見るとトレッキングとはいえ、なかなかの山道のように見える。

高山植物もきれい。
麓駅まで降りるとどっと疲れが・・・今日も12,000歩コースか。
温泉に行きます「森のゆホテル花神楽」。写真撮るの忘れました。バブル期のゴルフ場のバブル浴場みたい、JAF割750円。
ねぐらは元に戻って森の中でもよかったのですが、5年前に何泊かした道の駅「ひがしがわ道草館」にしました。

なつかしいーー。
車は10台くらいしか停められないのではないか?ここに来た理由は、どことなくオシャレな町なんです、東川町。旭川の奥座敷というか・・・
ただ、18時まわって30℃以上ある。車内コンビニめしは無理だ。
周囲の店を足で確認します。超有名な居酒屋がすぐ裏にあるのですが「居酒屋りしり」さん、ずっと先まで予約一杯らしいので門前で回避。
同じく予約必須と書かれている店に突入してみました。

「旬彩ちば食堂」さん。充分敷居が高い。
入るなり、予約ですか?と聞かれ、いえ、と答えると、2,500円の御膳の一択になりますがよろしいですか、時間かかりますよー、とぶっきらぼうな店主。お願いしました。

東川町、おしゃれだ。半分は涼むために入っている身としては遅くて上等。

おしぼりの皿がデカい。

15分くらいで到着。一つ一つの小皿にもこだわりにこだわっているという店主の迫力を感じました。おいしゅうございました。趣味を突き詰めたような料理屋ですがお客ファーストで接客してくださいね。
なかなか車内29℃から下がらんのねーーーとほほほ。



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