キャンピングカー四国中国の旅 あとがき 45日間の旅の振り返り

キャンピングカー

行程

2023年3月29日(水)~5月12日(金)

費用面から考えれば全行程を一般道で走れば安上がりになりますが、四国は私の中で未知なる島。アプローチするのに疲れてしまうのもどうかと思い、フェリーで徳島上陸を選択しました。

一筆書きにすると、結局、海岸線をなぞることになります。徳島から香川を一回りした後、再び徳島から時計回りで高知を経由し松山に抜けました。しまなみ海道で本州に渡り、岡山をかすめた後はこれまた時計回りに山陽から山陰へ。未踏の県、島根県を通りながら鳥取砂丘で主たる目的地を巡り終えました。実際は海辺ばかりでなく、四国の山の深さは実感することができました。中国地方の山間部は未踏のままですね。

帰りはフェリーを使わず、一般道で兵庫、京都、滋賀、三重、愛知、静岡、神奈川とロングドライブとなりました。

特別な費用(日常生活ではない費用)

・ガソリン代

 8回の給油でレギュラーガソリン449ℓを消費。走行距離は3,772㎞。燃費としては8.4ℓ/㎞と、まあこんなもんでしょう。ガソリン代総額は72,559円。単価は162円/ℓでした。

・フェリー代

 東京→徳島間の「オーシャン東九フェリー」35,940円。所要18時間。いくらフェリー好きでも時間的にも設備的にも割高感がある航路だと思います。

・有料道路料金

 今回もETCカードは外したまま。例外はしまなみ海道の複数の橋、および琵琶湖大橋を渡るのに2,740円。ほかに選択肢がない状況でした。

・駐車場代

 主にコインパーキングを20か所以上、8,560円。塵も積もります。道後温泉駐車場においてのみ、有料駐車場で泊しました。

・電車、バス、タクシー、船、ロープウエー、自転車など

 これも塵積で14,800円。うちタクシーが5,000円ほどと、やはりタクシーは高い。

・施設入場料

 博物館美術館などの入館料や野球場チケットなど、15,030円。これは料金の高低では譲れないところ。 

キャンピングカーメンテナンスの課題

年年歳歳、車の老朽化は免れません。今回も、トラブルとまではならなかったものの、修繕が必要な個所が発生しました。

・インバーターリモコンの不通・・・期間中、非常に面倒な本体スイッチのon・offを強いられました。一度リモコンを車体から外して接触部分の分解掃除で元の機能を回復させたいと考えます。だめならリモコンユニットの交換となります。

・アクリル窓ステーの損壊・・・左後方部の窓を支える左側ステーのプラスチック部分が勤続疲労?で割れ。パーツ交換しかありません。機種が古いので全く同じパーツを探すのが難しそう。

・その他・・・車体ではありませんが前回の旅でどこかに置き忘れてしまった「ハンディウォシュレット」。あると心強いので再購入します。あと、できれば車外温度計があればいいですね。

雑感

・この時期の日本(北海道・北東北除く)はやはりキャンピングカー旅のベストシーズンだと感じました。観光して運転もするとかなり疲れるので、日中、太陽が出ていても、社内で横になって過ごせるくらいの気温が望まれます。あとは10月もいいですね。

・ゴールデンウイーク(GW)を挟む日程となりました。人が少ないだろうと思われる山陰地方をこれにあてましたが、すみません、侮っていました。あの夜の道の駅の混み方は想定外でした。GWだけは人気のない無料駐車場に泊するのがいいのかもしれません。

・昨年の九州38日間の旅を終えてメンテナンスしたタイヤ交換、サブバッテリー交換と換気扇の雨漏りコーキング補修のおかげで、悪路を問題なく走れ、また電力と雨漏りの心配がなかったのは精神的に大きい。電源落ち、特にAC電源落ちの不安がないって素晴らしいことです。

・45日どころか100日でも継続可能なキャンピングカー旅ではありますが、やはりいろいろな面で30日くらいがベターかな。未知なる土地が少なくなったこともあり、次回からは少し短くなると思います。

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