15日目 2020.9.25
羽幌の道の駅は、朝もひっそりしてました。和泉ナンバーの軽のおっちゃんは自家製釣り竿に囲まれてどうやって寝たんだろう。
羽鳥さんのモーニングショー(テレビ朝日系)で、玉川さんが道東の魅力を熱く語っているのがおもしろい。今日も9時半まで見てしまった。
今日の目的はただひとつ。
増毛町の「寿司のまつくら」で昼飯を食うこと。
日本海は今日もやさしく波穏やか。
ニシン番屋の遺跡がある道の駅「おびら鰊番屋」に立ち寄り。
明治38年建築、とあります。
♪ごめいが鳴くから鰊が来るとヤン衆が騒ぎ、あたしゃ夜通し飯を炊いた、と歌われているあれです。しかしこの石狩挽歌、北海道に来て何回も聞いていますが、鬼気迫る歌ですね。作詞家・なかにし礼の自伝的歌詞にすごみがあるし、北原ミレイのしゃがれた声と歌い方も胸に迫るものがあります。
道の駅自体は最近の建築のようです。中も大変きれいです。
さて留萌を通り越して増毛町へ。
ある人から、北海道に行くなら増毛の「寿司のまつくら」にぜひ行きなさい、と言われていました。もと大手旅行会社のOBなので確かな情報と信じて向かいます。
ネットによると、並びも覚悟とのことでしたが、平日の11時45分着だったため、すんなり中に入れました。
王道の「特上生ちらし」を注文。2,600円なり。
いやあ確かにすごい。質・量とも文句なし★★★。
薄い酢飯の上に、13種類もの魚介が敷きつめられています。
- 貝類:北寄貝、ホタテ、アワビ
- 卵類:うに、イクラ、数の子、とびっこ
- 甲殻類:甘エビ、たらばがに
- 魚類:サケ、ぶり系(ワラサ?)、マグロ(中とろ)
- その他:イカ
魚介が二層になっています。甘エビの下にイカが現れ、埋もれている大振りのマグロがごろごろ出てきます。私の海鮮丼人生?で最高点をあげてもいいくらいです。
なお、増毛町は甘エビが有名らしいですが(人気二番目は甘エビうに丼3,000円)、新潟の甘エビをよく食べる私にとっては評価は「普通」。
ごっつあんでした。
当面、魚介は要らない。散財?してしまったので、今後はふりかけご飯かなんかでしのごうか。
向かいには重要文化財の商家の建造物がありました。
休憩後、海から離れ、内陸に向かいます。
特に見どころはありませんが、ガソリン入れたり、タンクの水を入れ替えたりして、道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」到着。
ハイ、メシ付き風呂付き平坦地です。
今夜のねぐらとしますが、朝6時に巨大な鐘が鳴り響くらしいです。寝ていたいのに。
さすがにふりかけご飯では栄養不足なので、レストランで味噌ラーメンを所望。(栄養価は変わらないね)
580円にしては旨し。
風呂もまた安くて、半額デーとのことで250円。
弱アルカリのつるヌルのいい湯でしたよ。
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