キャンピングカー北海道ひとり旅21

ZIL キャンピングカー
21日目 2020.10.1

大変おしゃれな道の駅「北欧の風とうべつ」でしたが、甘い蜜にいろいろな虫がたかるように、静かに眠りたい人だけでなく、青春を自動二輪の爆音で燃やしたいと考える人も集まります。5人くらいのグループがここを拠点に出撃しては戻り、また出撃する、の繰り返しで、こちとらは深夜まで覚醒させていただきました。国道337号線が夜には車通りも絶え、また片側2車線の長い直線道路なので愛車の機能をフルスロットルさせたいんでしょうな。

今日は小樽をパスしてその先の余市へ。

目的はニッカウヰスキーの工場見学です。

昨日のサッポロビールといい、今日のニッカウヰスキーといい、よっぽど酒好きかと思われるかもしれませんが、飲むことよりモノが作り出された歴史が好きなんです。(ほどほど飲むことも好きです)

ニッカウヰスキーといえば朝ドラ「マッサン」。妻より夫の玉山鉄二のぶれない演技が良かったです。なんせ少年時代もなく、いきなり成人して結婚しているところから始まる朝ドラは新鮮でしたね。

スコットランド人の妻「リタ(=マッサン)」にちなんで、駅前から延びる道を「リタロード」と名付けたそうです。

道の駅「スペースアップルよいち」はリタロード沿い、ニッカウヰスキー工場のすぐ近くにあります。

その前に昼飯。

地元で有名な「柿崎商店」に入ってみました。

道の駅と鉄道の駅「余市駅」の中間くらいに位置し、歩いて行けます。

飲食部門が2階にあります。休日は行列もんだそうです。

ぎりぎりお並びなく入れました。

注文は、ホッケ定食800円なり。

正直な感想を言わせてもらえば、ごく普通の居酒屋風です。一回焼いたやつをさらに焼いたような感じ、水分が飛んでます。生の海鮮丼主力の店ではありますがね。

さて、ネットでニッカウヰスキー工場見学についてここで改めて調べたら、

な、なんと、自由見学ができず、完全予約制ガイドツアーになっただと?

見ると予約は10日以上先まで埋まっているではないですか。無料でかつ少人数限定ってことで人気があるみたい。

やられた、ガイドブックに頼りすぎていた、コロナ禍おそろし。

門まで行って、衛兵、じゃない、警備員の方におすがりしたところ、一応、事務所に電話をしてみてください、と紙片を渡されました。電話したけど丁重にお断りされました。

余市限定ウイスキーも買おうと思っていたのにー。

今日はふてくされてここで時間をつぶしてやる、とばかり、道の駅目の前のカフェ「CoMo」さんで、ゆず茶を飲んだのでした。

ポツポツと雨が降り出した。天気予報はあてにならぬ。

夕食は、やはり道の駅斜め前の食事処「たけや」さんへ。

とんかつ定食。1,050円なり。

なんか普通の家庭料理が恋しくなったなー。

外に出ると雨が激しい。

これから歩いて500mの銭湯に行く予定でしたが、雨でめげました。

数日前にやった、車内シャンプーをもう一度やってみることにしました。

すっきりー!

シンクに頭を突っ込んで洗い、蛇口からの水ではなく、いったん2ℓペットボトルに入れた水を右手で後頭部からかけ、左手でゆすぎます。うん、洗顔も含めて500㎖もあれば十分。ついで全身を水拭きして完成。今日は雨が降っても生暖かいのでできる技です。体勢保持のため、左ももの筋肉が一定必要です。

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