箱根 源泉かけ流し、三組限定の温泉宿 千條(ちすじ)

散策
鎌倉、湘南、横浜を中心に散策します
2022年8月26日(金)~27日(土)

日帰りばかりでなく、たまには泊りで温泉に行くべえ。部屋に温泉が付いているやつがいいな。

箱根の数多ある旅館から選んだのは「源泉の宿 千條」。

たまにはクルマも洗ってやるべえ、と、ごたごたして宿に着いたのは16時過ぎ。

けっこう登ったから標高800m近いんじゃないか。

保養所などがぽつぽつと点在する静かなところ。外観は廃屋みたいで正直びびりました。

部屋はこんな感じ。「菜摘」の間。

板と畳のリビング部分が10畳弱。

一段上がったところに6畳ほどのツインベッドルーム。この一段が高くてアスレチック。開口部が小さく、茶室に上がるような感覚で、非常に珍しい間取となっています。天井はゆるやかなアールを描いて木板が張られております。

外には広いウッドデッキが。

そして風呂が。

脱衣所、洗面、トイレがまとまっている部屋。

ここから外の風呂へ。

結構広い浴槽です。文字通り、熱い湯がトロトロと流れるままになっています。ぬるめでちょうど良い温度になるように考えられているようです。

頭上には雨と日差しを遮る下屋があり、露天ではなくて野天の風呂ですな。

今は緑の眺めよし。

緑というか、原野が広がっている感じです。

部屋の外、パブリックスペースには卓球台もゲームコーナーも土産物売り場すらなく、ひたすら風呂に入るか部屋でまったりするか、ベイスターズの野球中継を見るかしかない旅館です。

夕暮れともなると小虫もいなくなり、ガラス戸を開け放って網戸にすると、ひんやりとした空気が降りてきて大層気持ちよろしい。下界は34℃とな、かわいそうに。

夕食。写真は前菜もろもろ。

食事は、後で出てくる朝食も含め、いたって普通。

凝りに凝った料理もなく、ドウダマイッタカ、とパワーあふれるボリュームもなく、60代夫婦にはまさに適量、適質、でした。

しかしヤクルトの村上選手、すごいです、敵ながら。三冠王を獲ったら大あっぱれです。

外気流入すると夜は寒く、ぴしゃッとガラス戸を閉めて、羽毛布団がちょうどいいくらいの涼しさでした。

翌朝。

せっかくなのでパラソルをぐりぐりと開きます。

ここでコーヒータイムも乙だなあ。

今は油断してると暑くなるのでやめ。今日も入浴2回。

朝食を。

普段はこの1/5も食べません。旅の宿では完食。

10時チェックアウト。

カード不可を知らなかった我らバカ夫婦は、セブンイレブンのATMで現金をおろしに行く羽目に。

夫婦2人で切り盛りされている1日3組限定の小さなお宿。お世話になりました。

さて、「千條旅館」の名の由来となった「千条の滝(ちすじのたき)」が徒歩圏内ということで散策に。

マイナスイオンにあふれた濃密な森があるのですな、箱根にも。

石段を少し下ると水量豊富な小川が見えてきました。

そしてこれがその「千条の滝」。

今までその存在を知りませんでした。なかなかこじんまりといいですね。

涼しーーーーい。

ヤマメのひとつもいるんちゃう?

帰り道。

11時近くともなると、1号線を登ってくる車が多い。土曜日ですからね。

湯本駅近くも人と車で混雑していたので土産探しはパス。

いつもの鈴廣かまぼこさんで、

若干の買い物をして帰路に就いたのでした。

しかし土曜の午前中から皆さんもう土産確保なんですか?

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