キャンピングカー四国中国の旅37 鳥取入り、大山と皆生温泉

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
37日目 2023年5月4日(木)

昨夜、道の駅「あらエッサ」は予想より早く、20時には満車で諦める車が続出。いつからこんなに車中泊する人が増えたんだ???

大山(だいせん)を眺めに行きます。

四国中国地方には3つの百名山があります。四国に剣山と石鎚山、そして中国には大山です。4月早々にも山開きをしてくれれば、少なくとも剣山と大山には登っただろうな。山頂近くまでロープウエーが通じていて初心者向けの山なのです。(石鎚山は初心者向きとはいえません)

出発して30分もたたないうちに、大山の中腹、大山桝水高原に着。

北西方面から眺めると、遠くからはまるで富士山のミニチュアのような山容が見られます。伯耆富士(ほうきふじ)と呼ばれる所以です。

この高原あたりからだと富士山5合目の1/2模型のよう。

北西方面からは富士山然とした穏やかな山容が、これが南方面からみるとまるで別の山としか思えない見え方になるのだそうです。南方面から見るには「鍵掛峠」から見るのがおすすめ、とあります。

ここでNAVIが狂い始めました。ネット電波が薄くなるとまともな働きをしなくなるのがスマホNAVIの欠点ですな。

どうやら「鍵掛峠」を通り過ぎてしまい、やたらと下りになったな、と疑いだしたころ、「目的地に到着しました」案内が。

南から北を眺めると、

おお、荒々しい。富士山に奥行きができている。そして岩稜の美しいこと。

これほどの眺めは北アルプスに行かないと拝めない。素晴らしいの一言。

ところで、ガイドブックにある「鍵掛峠」からの写真と若干違う。やっぱり下り過ぎている。ようやくGooglemapが開くと、今いる場所は「奥大山スキー場」だ。

注意しながら元来た道を戻ると、ありました。

これが「鍵掛峠」展望台。

標高がより高くなって、岩稜が近く見えます。

美しい。登りたい。

ズームアップするとこんな感じ。白馬っぽくもあるね。

しかし「鍵掛峠」。NAVIも狂ってたけど、看板の一つもないから閑散期だと見逃す確率高いな。

それらしい小さなPがあったらそこですよー。

麓の牧場で牛乳系を販売してたり、牛が間近で見られるスポットなどは、早くから人だかりでなかなかに駐車もままならない状態でした。

降りてきて昼飯。

牛丼のすき屋。ちょっと前にも食べたな・・、四国愛媛の八幡浜ね。

フライドガーリック載せ牛皿定食、680円。

このあと、山陰の名湯の二つ目、皆生温泉(かいけおんせん)に行ってみます。(一つ目は玉造温泉)

米子市の東方、海に面した温泉地。「おーゆ・ランド」さん。

日帰り温泉では最安値、450円。複合施設でモダンな印象、ただし石鹸シャンプーなし。

スーパー銭湯のような銭湯?ってところか。少し塩味がある他は湯の質はよくわからん。

日本全国暑いね。車内が30℃近くになって居住できない。大汗かいたら昼間に風呂に入った意味がない。

米子市の人気喫茶店を検索すると「服部珈琲工房 米子店」がヒット。鎌倉珈琲香房に似てます。香房ではなく工房ね。ここで涼ませてもらおう。

老舗感たっぷり。

「がてまら」650円。

おお、こいつは優秀だ。すべてバランスがとれていて、大変うみゃい。

鳥取県の海岸線にはたくさんの道の駅があって迷ってしまう。

車中泊に適した駅ということで道の駅「ポート赤碕」に決定。

国道9号線を走ります。今から15年ほど前、出張で得意先を訪問するためにこの地を走ったことがあります。米子空港からレンタカーで。場所は忘れましたが鳥取空港より少しだけ米子空港が近い、という微妙な選択をした覚えがあります。牧草地の少し向こうに海が見える独特なシチュエーションで当時を思い出しました。その時は曇っていて大山は見えなかった(だいたい山に興味もなかった)。

米子から1時間で到着。

周りにほとんど商店や食べ処がない中でこの駅はオアシスのような存在だ。

20時までやっている海鮮食堂、ラーメン屋、いざとなったらローソンと、夕飯に全く困らない道の駅。車中泊派には涙もの。ありがたやありがたや。

そんな中から、牛骨ラーメン屋「京ら」を選択。

懐かしの中華そば。

実際はあまり懐かしくない、豚骨醤油背脂たっぷりラーメン。ごっついおいしゅうございました。

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