キャンピングカー中部関西北陸の旅15 東尋坊、永平寺と辿るのは高校の修学旅行以来か? 

キャンピングカー
なんとなく西へ行く
15日目 2024年5月24日(金)

夜中に外に出てみると何だか空が明るい。漁火だ。イカ漁でしょう、スルメかヤリか。煌々と沖合が照らされていました。

さて本日はかつてのメジャー観光地、東尋坊と永平寺。たぶん高校の修学旅行以来、行っていないから46年ぶりか。今や福井は恐竜の里。勝山の恐竜博物館はまだ記憶に新しいのでパスです。

道の駅「越前」を出てすぐに、突端の越前岬の展望台があるというので立ち寄ってみます。これが超急こう配の坂道でびっくり。キャンピングカーはお引き取りをいただいたほうがよろしいかと。

白亜の灯台を超えてなお上の展望台まで登れとNAVIされる。ロクに駐車場もないので路肩に停めて・・。確かに展望台がある。

よく見渡せますが、ああそうですね、というくらいか。

東尋坊へ。海に限りなく近い国道305号が極めて快適なドライブを提供してくれます。

東尋坊タワー麓の駐車場に停め(500円)、海に向かって下り坂を歩いていきます。

コテコテの土産物屋海鮮屋を通りを過ぎると、

世界的に珍しい規模の柱状節理。

なんかもっと谷が深くなかったか?

高校生の時の思い出は・・・全くありません。

でも、高橋英樹や船越英一郎が犯人を改心させるシーンで脳裏に自分の記憶としてインプットされているのだわな。

日本にはもっとスリリングな崖が腐るほどある。全国の突端を踏破しつつある私が言うのだから間違いない。

少し斜めに引き返すような形で、永平寺に向かいます。

昼は通りすがりの蕎麦屋。

やっぱり広告塔は大事ですな。

広々とした店内でくつろげます。

越前といえば越前おろしそばでしょう。ミニソースカツ丼とセットで1,000円ちょうど。越前そばって、出汁に醤油っぽさがみじんもなく、白っぽい出汁に「追い出汁」の鰹節が掛かっている。おいしゅうございました。

で、永平寺は手前の民間駐車場、というか民家の庭程度の駐車場に停めます。(1日300円)

参道入口は目の前。

300mほどだらだら登って入り口。

拝観料は700円とお高め。吉祥閣で支払い、終始靴はビニル袋に入れて外に出ず、廊下や階段でつながった建物内を回るシステム。

吉祥閣の隣の建物が、

傘松閣。強烈に広い(150畳以上?)。天井のマスには無数の絵が。

山門から中雀門を見上げる。

徐々に階段を登っていきます。

ひとつ階層を上げて仏殿から振り返って山門を見たところ。

「ゆく年くる年」で有名な永平寺の鐘楼は上の写真・山門の向こう側にあります。残念ながら立入不可ソーン。近くで見せてくださいよー。

仏殿。

更に1階層あがると、法堂(はっとう)、最上部です。

こちらはまだ新緑。やたらまぶしい緑です。標高はさほど高くないものの、山の中ではあります。

この永平寺は東尋坊以上に高校生としての記憶はありません。だいたい高校の修学旅行に東尋坊だ、永平寺だ、西に行って岡山の後楽園、しまいには吉備路を歩く、なんて渋いにもほどがあります。こりゃガキには記憶にとどめろというのも無理ってもんでしょう。北海道や沖縄がよかったね。

だから初めて訪れたのと同じです。

あと、500円だすと座禅体験ができるらしい、所要50分とある。興味は深々ですが、残念ながら時間が合わない。是非やってみたくもあるが・・・パス。

で、本日のねぐらは永平寺から20分ほど走ったところにある道の駅「禅の里」

小ぶりではありますが、平坦、温泉併設、温泉に夜までやってる食堂併設と、私の希望する項目はほぼ満たされております。ついでにどう考えても車中泊クルマ少なく、静か。

ここでありがたくひとっ風呂(520円)のあと、食堂で晩飯にしましたが大失敗。なにげなくポークカツ丼なるものをオーダーして着丼したのがこれ。

ソースカツ丼じゃないですか。カツを醤油だしで煮て玉ねぎと卵とじしたのがカツ丼でしょう。新潟のたれカツと見た目は似てますが大違い(たれカツ大好きです)。ソースに砂糖が入ってて甘いんですわ。苦手。そういえば昼にもミニソースカツ丼食ってるじゃねえかオイラ。この地ではこれがカツ丼なのだと深く学習したのでした。ちなみに660円。

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