北の大地をじっくりと
17日目 2025年7月5日(土)

久しぶりに朝日がギラギラ。

車内にいられる時間は少ない。9時には車のエアコンに当たるために車を走らせる。こんなことでいいんだろうか、オレの旅は。考える暇もなく暑いから北を目指す。
所詮は大気が暖気なのか冷気なのかで暑さ寒さは決まる。たかが100㎞北上したところで涼しくなる保証はない、がやはり内陸より海際なんだろう。猛暑の西日本に比べれば何ということもないんだけど夏の北海道のイメージが違い過ぎる。
まだまだ275号。何もなさ過ぎて道の駅があったらすかさず立ち寄る。
道の駅「おといねっぷ」は閉鎖されていた。次は道の駅「ピンネシリ」
ピンネシリとは敏音知という山からきている。ほほう、久しぶりに形のいい山が見えてきた。

標高703mの山の登山口に道の駅の駅舎があります。630mばかりの垂直移動で、家族連れでも登れるという。これから登ろうとする人もいました。
しかし暑くて長居はできない。冷房もないし。

わー、ついにオホーツク海が見えだした。予定外だ。
5年前にはありませんでした、道の駅「北オホーツクはまとんべつ」。

バスターミナルを兼ねているというが、駅舎からして新しく建てましたな。
すごーーく広々としています。
レストランはありませんが(作っても十分なスペースがあります)パン屋があります。
なんと、浜頓別町初のパン屋だって。
泣けるじゃないか。応戦したくなるわな。昼はパン食。

ご覧のように無駄に?広いスペースがあり、適度な冷房があり、今の私にはうれしい限り。おまけにPC、スマホの充電サービスもあって長居を決めこんだ次第。
さあ、ここまで来ると5年前の感動の「エサヌカ線」は間近です。
北海道広しと言えども、道路の非日常感ナンバーワンと断言しましょう。

浜頓別と猿払間の海沿いの農道。5年前は牛がわんさかいましたが、暑さでへばっているのかな、鹿しか見えない。

左右に遮蔽物のない直線が17㎞、延々とこの風景。

基本的に牛の放牧場でありますが、この広大な牧草地の草を適度な長さに刈っているようです。しかしこの土地は誰の持ち物なんだろう。山手線はすっぽり収まるね。
そして道の駅「さるふつ公園」が本日の終着。

さっきの浜頓別でも感じていましたが、さすがオホーツク、海を渡る風が涼しいーーーーー。来てみるもんだ。直感的には最高気温23℃。ここまで約一週間、らしくない蒸し暑さとの戦いだったなあ。yahoo天気はあてにならんなあ。天気と道の駅は「来てみなきゃわからない」。

実は5年前にも訪れていまして、(ブログも見返して役に立つときもあります)5年前と同じ位置に迷いなく駐車しました。

今日は隣のキャンプ場も気持ちよさそう。

ホテル併設で温泉併設で、レストランあり、というSランク道の駅です。
みるみる間に車内が冷えてきた。日本全体が冷えるまでここで籠城したろか。

温泉(450円)に入ってから、
余裕のレストラン。


ザンギです。鶏唐揚げとの区別はつきません。
富士山ナンバー車中泊さんがカメの散歩をさせていました。

時々放して徘徊させてやるそうです。



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