北の大地をじっくりと
2日目 2025年6月20日(金)

12時ジャストに新潟港を出発する。
新潟の家をもとの状態に戻し(シーツや枕カバーなどは洗濯もして)、キャンピングカーの業務用水タンクを補充し、トイレをセットし、ガソリンも満タンにし、昼飯を買い込んだりしているとあっという間だ。

うむ、やはり左後ろのホイルキャップがはずれている。また1万円が飛ぶ。
昨年11月に佐渡に渡ったときのフェリー乗り場から信濃川を更に河口近くに直進すると、新日本カーフェリーの巨大な船体が見えてきました。

車を伴わない乗客が結構いる。バスでやってきたツアー客みたいだ。

11時30分前、割と早く乗船できました。
ウエルカムコンサートってか。

今回の部屋は最下級のCツーリストがもはや売り切れでAツーリストとなりました。
よくある2段式カプセルホテルタイプ。

AとCの違いは何のことはない、Aはキルトの薄い布団、Cは毛布、というだけ。それでも2,000円近くCが安い。キャパが少ないから直前だと埋まっているというわけ。

船内散策。
レストランの他にカフェスペースあり。

甲板からは朱鷺メッセがはるか遠くに見える。

売店もまずまずか、と歩く間に出港。

よく考えると日本海側の長距離フェリーは初めてだ。
12時発ってのはまだいいとして、小樽港着が翌日4時半ってどうよ。夏だから夜は明けているけど冬なんて凍えるわな。配船をやりくりして17時発の翌9時半着にしたらええんでないの?(帰りはそのパターンです)
貧乏旅行者はセブンイレブンのおにぎり的昼食。

想像した通り、夏の日本海は波穏やか。

時速45㎞でほぼ真北に進みます。
北の風に逆行するかたちなので最上階の甲板はちょっと立っているのが厳しいほど。
はるかに粟島が見えてきます。

やっぱおにぎり的昼食はすぐに腹が減る。おやつを兼ねてカフェへ、ケーキセット700円。13時30分開店と同時に陣取りました。

隣ではウエルカムコンサートのお二人が再登場。新潟在住の「カスミン」さんという。なるほどこういう稼ぎもできるんだ、ミュージシャンって。
バカにするなかれ、妙に心にしみるのよ、これが。年齢がほぼ近いせいか・・・竹内まりやの「人生の扉」・・沁みるわ。

トシのせいか昨日の関越道爆走300㎞の疲れが取れない、新潟の夜も寒いんだか暑いんだか・・寝不足。
15時から蚕棚ベッドに横たわり体を休めました。じじいになったもんだ。
で17時ころに入浴。長距離フェリーの楽しみの一つです。この船には露天風呂もあり浴槽大きめ、直下の海面を見ながらの風呂はいいね。

まだまだ休養は足りぬ。早めに晩ご飯とします。その前に、北海道の名物、サッポロクラシック。これが北海道気分を盛り上げてくれます。

レストランにも2種類あって庶民派と別室グリルとある。もちろん庶民派です。

1,400円。
外は夕霧。

20mくらい先しか見えないけど、航行して大丈夫なんでしょうか。
船内放送によると朝4時半下船に備えて3時半にはたたき起こします、とのこと。20時には床についてみたけれど、

そんなに寝られるもんじゃありまへん。



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