秘境小笠原・母島でどうする 4.北の山から雲は次々やってくる

ロングステイ
11月19日から小笠原諸島・母島にステイしています
4日目 2023年11月21日(火)

美しい洋朝食。

ぜいたくだ。

湿度が高いのねーーー。

むわっとする亜熱帯。湿度は80%近くになることも。

エアコンのドライをかけても60%を下回らない、亜熱帯。一軒家だからな。

どうにか雨は落ちてないが時間の問題だろう。傘をさしての外出は嫌いなので曇りのうちに少しはアクティブなことをしておこう。

とりあえず最寄りのアクティブ物件はプチ登山。

宿の裏手に「小剣崎山(しょうけんさきやま)」というビュースポットがあるという。標高は112m。ビルにして30階建てくらいか。

雲の流れが速いので行くなら今のうち、9時15分に宿を出ます。

登山口までは歩いて1分。

うっそうとしてます。

洞窟のように暗くなっているところも。さすがに亜熱帯。雨上がりの滑る岩を越えていきます。特に頂上間近は鎖を頼って登った方がよさそう。

15分で山頂。平らになって整備されています。

振り返ればビュースポット。

冲港から手前、宿のある元地集落、そしてもう一つの集落である静沢集落が右に見えます。人口450名のすべてがここに居るのです。

案の定、霧雨が、

やがて雨粒は大きくなり、とっとと撤退。

きれいな模様のカタツムリ。小笠原固有種か、と調べたら逆に外来種の厄介者、「アフリカマイマイ」らしい。

それにしても薄暗い登山道でした。

母島で悩ましいのが昼飯問題。

昼に開業しているレストランは皆無といってよく、テイクアウトランチを買うのがスタンダード?(よくわからん)または3商店でのパンのようなものを買うかカップ麺、レトルトで何とかするか。この宿ル・シエルでも弁当を作成販売してます。試しにおにぎり弁当なるものを朝に注文しておりました。

600円。

このおにぎりが大ぶりでして、コンビニにぎりの1.5倍~2倍ほどありまして、一つは鶏そぼろ混ぜご飯。ぜいたくな朝ごはんの後では腹いっぱいすぎるので今後はやめときます。

またかなり降ってきた。

投げ釣りを遊びレベルでやろうと思っていて、午後から仕掛けづくり。意外に時間がかかります。

これもいいかげん飽きて、ポツポツ降る雨の中、散策に出ました。

港に人おらず。

くじらの大きなオブジェも寂しげ。

少し港を上がったところに、母島で最もオシャレでキャパも大きな宿泊施設「ラ・メーフ」。さすが人気ナンバーワン。我らがル・シエルの妹店だけどね。

イカ釣りと思われる若者が防波堤の先に3名ほどいました。

海に近くなるだけで風が強まり、傘も壊れそうなので先端まで行けず引き返しました。しかし、よし、場所はわかったぞ。

宿に帰るとだいぶんと客も増えてにぎやかだ。2階サロンで読書1時間。夕飯です。

アイッパラ(スマガツオの小笠原名)のなめろう、ソデイカの漬け、さわらの煮物など。

毎度ですが実に美しい。

ここ母島では特産の「ラム酒」と合わせるのが粋というもの。

ワンショット60mlで600円なり。

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