2022年8月20日(土)
あれー、天気急降下じゃん。空が暗い、曇り時々雨予想に変わってる。
たとえ小雨でも3時間濡れ続けるわけにはいかぬ。ベイスターズポンチョは必携。行き帰りの歩きに備えて折りたたみ傘、顔面に雨が当たるのを防ぐ「つば」の硬い帽子、防水能力のある靴、と装備が順次重くなっていく。
夫婦そろっての観戦には必ず通路側2席をとります。
まずはベイスターズドッグ2つとベイスターズエール&ラガーを買い込んで着席、と同時にプレーボール18:00。途中で追加メシだな。
今日はこんなとこ、一塁側TVカメラ近くの定番、内野席B。
石田対遠藤、ピッチャーだけみるなら互角の戦いか?
1回早々に1点献上するも、すぐその裏に牧さんの逆転2ラン。興奮冷めやらぬうちに、プーさんもソロで続きます。そしてソトもライトに大飛球。こりゃ3連発か!と思ったら残念ながらフェンス際で失速でした。
しかし、・・・今日もまた勝ちかよ、と早くも開始30分で場内はゆったりモードへ。
5回にも2アウトから四球と楠本、サノスの連続タイムリーで追加点、5-1となります。ますますゆったりムード。石田もまずまずだし。
雨がポツポツと。
ポツポツがボツボツに変わるころ、間髪入れずベイスターズポンチョを頭からかぶる。どうせすぐやむだろうとタカをくくっていましたが降りやまず、どころか雨粒が大きく、しつこく。結局最後までポンチョは脱げず。
隣の遅刻おじさんは頭にハンカチを載せただけの軽装で、30分も経つと、ほぼ全身びしょぬれ状態に。
後半、ようやくポンチョを買いに行ってかぶってましたが、まあ、あとの祭りやね。濡れた衣類の上にビニールポンチョとは・・・蒸れ蒸れ地獄・・・さぞかし気持ち悪かったでしょうね。
雨に耐えながらあまり動かずにいると、楽勝ムードがいつの間にか心配ムードに。
平田が打たれ、入江も打たれて見る見る間に同点に。
まずい、こういう時は売店で気分転換だ。ホットドッグだけではやはり腹が減る。名物「青星寮カレー」を求め、屋根のある通路でモニター観戦しながら食らう。ふーっ、同点どまりで踏ん張ったようだ。
8回裏に勝ち越すと、この男、
今日もヤスアキ劇場だ。(誰も劇場を期待してません、三者凡退5分で終了、を期待してます)
今日も(本人の責任ばかりではないが)あわや同点あわや逆転の大ピンチを招来。
結局は点は与えずにゲームセット。6-5逃げ切り勝利。
こんなにハラハラさせる男はいない。されどヤスアキジャンプなる熱狂、たかが選手交代なのに場内が暗転して大音響の登場曲「ゾンビネーション」が煽る。この群集心理とヤスアキ個人のチームへの責任感とハラハラ演出、複雑。これはいったいどう解釈したらいいのか。
今日の観戦で確信した。
ヤスアキは誰よりも野球を楽しんでいる。
最後のバッター、羽月はヤスアキにとって一番くみしやすい相手のはず。なのに3球続けてボール。最後は空振り三振までもっていったが、当然ストライク先行で楽にいけたはず。スリルが好きなんだ。三者凡退じゃつまんないんだ、奴は。セットポジションからリリースまでの静止時間が長すぎる。1イニング30分かけて30球投げて0点に抑えることもある。読みと駆け引きに加えてスリルを堪能しているとしか思えない。そして何よりゲームセットの瞬間の、あの満面の笑顔がそれを物語っている。
だれかスポーツライターとの対談でこの辺の「本当の気持ち」をヤスアキから是非聞きだしてくれないか。何なら自身の回顧録「クローザーという職業」でも発表されれば読みます。
えーと、本拠地16連勝だっけ?数えるのも難しくなってきた。
勝ちに加えて収穫は、伊勢大明神とエス子の休養獲得。
三浦采配とやらがあるのかどうか、確認には時間を要するが、信念を持ったブレないリーダーに、部下は結束していくということ。
この雨の中を帰らずに見ていくファンがいるんだからね。カッパのニャン太もかわゆし。
お立ち台は8回裏決勝打の伊藤光。
しゃべりが優等生すぎ。
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