なんとなく西へ行く
11日目 2024年5月20日(月)
すっかり晴れあがった明石海峡大橋はすばらしい。昨日と同じところの写真とは思えないくらい。
手前、緑地のサークルは海中に突き刺さった2本の巨大な橋杭と同じ円の大きさだという。
海の縁まで行くと
釣り人が数名。イカか?チヌか?真鯛か?まあいずれにしても、
実に穏やかな凪の瀬戸内、対岸の明石市がやや霞んでいい景色です。
昨夜、友人N君にLINEしたら、実家の明石に戻っているという。連絡はしてみるものだ。てことは対岸5キロくらいのところにいらっしゃる。2年前と同様、お宅にお邪魔して泊めてもらう話がついていたのでした。
見えるくらいの近さながら、橋を渡ってすぐに海岸の国道2号線に入れはしない。やたらとくねくねと内陸をえぐって海岸に戻るルートしかないようです。
この橋、無料の一般道の併設は無理だとしても、しまなみ海道のような自転車専用道路、歩道などもつくればよかったのに・・当時はそこまで考えが至らなかったか。
明石駅前着。駅近のコインパーキングで24時間最大料金770円を発見、ありがたや。人気らしく、車が出るとすぐに次のクルマが入ります。
N君と落ち合い、昼飯。パーキングのすぐ横の店です。
鶏ささみ紫蘇巻揚げランチ、1,100円なり。
ボリュームあり、やさしい小鉢がバランスよくおいしゅうございました。
このあと、2年ぶり、築88年の古民家ともいえるお宅に寄せてもらいます。しばし休憩の後、親類老人のお世話でお疲れのN君を残し、私は一人で姫路城の見学に向かいました。
明石駅から姫路駅まで鉄で移動です。
これは姫路城ではありませんよ。明石駅の高架ホームから見える明石城です。シンメトリーな小天守が特徴的です。
JR神戸線新快速・姫路行きに乗ってしまえば、
まさしく快速、23分で姫路駅着。早い。(680円)
もはや正面に姫路城が見えていますが、遠い。だいたい1.1㎞くらいのアプローチを早足で向かいます。
国宝にして世界遺産。前に訪れたのは確か高校の修学旅行、ってことは46年ぶり???
絵なのか?威風堂々ですね。
ちょっと前まで桜に城か、ガイジンさんも文句なく喜ぶわなあ。
どこから切り取っても端正な姿。入場料は1,000円です。
高さはありますが、スロープが比較的なだらかでそれほど苦にはなりません。
大天守へは靴を脱いで登ります。
急こう配の6層の階を上り詰めるとTOPです。
四方を見渡せますが、網が邪魔ですね。
登山と同じく、下りの方が筋肉にこたえる。
地上に降りて大天守だけの図。
んー、大天守単体だと今ひとつだ。
白壁だけでなく緑も美しい。
帰路も振り返る人多し。
そして地味に疲れる直線大通り。
ここで10,000歩を越えちまった。
帰りも新快速で。N君と明石駅で待ち合わせ夕餉の食材買い出しに。
魚の棚と書いてUONTANA。
出会う人は瀬戸内海のように穏やかな人たちだなあ。
向かいに住むおばちゃんと、今回も物々交換的なやりとりがあったりして、小宴会の卓は賑やかになりました。
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