プレバト俳句に挑戦！ 毎回放送終了後に自分も一句詠みます。夏井先生になったつもりで自己評価もします。
兼題は「金魚すくい」
～プレバト 2022.8.11
掬われて 終の住処の 金魚鉢
- 自己評価は ★★★才能あり 70点
- トシのせいか森羅万象への憐みの情が増していると思う今日この頃。兼題・金魚すくいの主語は子供。ここは金魚目線で考えてみたい。養魚場のようなところで家族だか敵だか分らぬ奴らと餌をむさぼって、まあまあの大人になった。あるとき、おっちゃんから「せいぜいがんばりや」と縁日の水溜に放り込まれた。なんやしらん針金を丸めて和紙を張ったやつで追い回される、つかまってたまるかいな。健闘むなしく５日目にはあわれ囚われの身に。ああ、俺も終わりか。ビニル袋で揺られてまもなくガラス玉の中へ。「ん、静かで落ち着く。餌も十分くれよる。なんや悪うないな、この世界。」
- 金魚が夏の季語。ついの「すみか」、は棲家とも書きますが、安住の地、かつ、死に場所を表す語としては住処、なのだそうです。なお、放送された横尾名人の句「浄水場の金魚懐メロのサビ」、意味不明の句が高評価なのは全く納得できません。特に懐メロのサビ、とは何？？？
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