プレバト俳句に挑戦! 毎回放送終了後に自分も一句詠みます。夏井先生になったつもりで自己評価もします。
兼題は「ドライヤー」
~プレバト 2021.03.04
髪梳かす 木蓮の香の 縁側で
- 自己評価は ★★★才能あり 70点
- 「かみとかすもくれんのかのえんがわで」、と読みます。兼題から発想を飛ばしました。洗い髪を梳かすいい匂いと、春の匂いの代表格ともいえる木蓮の濃密なる芳香、この2つが入り交じり、冬が終わった、春が来たんだと、一瞬にして幸せを感じたという句。
- 末尾を「~で」とする珍しい組み立てにしてみました。植物の季語はあれだけ数多いのにめったに触手が伸びません。今日、街を歩いているとどこかの家の木蓮のいい匂いが・・・。春を一瞬にして感じ取りスラっとこの句が浮かびました。ドライヤーで乾かした髪の匂いのほうが、より訴えたいものに近いんですが、俳句の語数に収めるのは至難ですね。いっそ上五を「ドライヤー」にしてしまうという手はありますね。
コメント