今週の一句  プレバトに挑戦! 2021年4月②

ikku 俳句
プレバト俳句に挑戦! 毎回放送終了後に自分も一句詠みます。夏井先生になったつもりで自己評価もします。

兼題は「リュック」

~プレバト 2021.04.15

小屋開ける 尾瀬の歩荷の 春帽子

  • 自己評価は ★★★才能あり 70点
  • 歩荷は「ぼっか」と読みます。山小屋へ食料や水などの物資を運ぶ人を指します。尾瀬を歩いているときに見かけました。背丈をはるかに超える、重さ数十キロの背負子(しょいこ)を担いで平然と山道を昇り降りします。尋常ではない体力が必要です。今回は兼題のリュックから発想を飛ばしました。春の山小屋を開ける喜びに満ちた人々、その高揚感を春帽子に託しました。イメージは明るい色のチューリップハットかな。
  • ヘリが活躍する現代、歩荷が存在している山は少なくなっているようです。代表的なのが尾瀬らしいですね。尾瀬という固有名詞や歩荷という希少な一般名詞を俳句に入れるのは、知らない人は理解できないという点で賛否が分かれるところかと思います。が、おそらく読み手に興味があれば夏井先生のように調べてくれるんだろうな、という期待をこめて、才能あり。

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