プレバト俳句に挑戦! 毎回放送終了後に自分も一句詠みます。夏井先生になったつもりで自己評価もします。
兼題は「秋の夕日」
~プレバト 2021.09.23
赤き陽へ 赤き蜻蛉の 影無尽
- 自己評価は ★★★才能あり 70点
- 自然を題材とした句は作りやすい。「自販機」とかで詠めといわれても難しいですからね。今回の兼題からは「秋夕焼け(あきゆやけ)」という季語がまず浮かびます。便利な季語ゆえに、あえて使わずに。真っ赤な夕日に向かっておびただしい数の赤い蜻蛉がシルエットとなっている様を表現しました。田の黄金色も色を失った夕刻の景色です。
- 赤に赤を重ねる。繰り返しの技法を凝らした句をよく見かけるもので、トライしてみました。主題である季語の蜻蛉は、もはや赤ではなく黒い影にしか見えない、というレトリックです。「影」は地面に落ちる影ではなく、黒く見える蜻蛉そのものを指しています。
コメント