今週の一句  プレバトに挑戦! 2021年12月②

ikku 俳句
プレバト俳句に挑戦! 毎回放送終了後に自分も一句詠みます。夏井先生になったつもりで自己評価もします。

兼題は「冬の信号待ち」

~プレバト 2021.12.9

イチョウ踏む 柔軟剤の香の君と

  • 自己評価は ★★★才能あり 72点
  • 我ながらこっぱずかしい句を作ってしまった。イチョウの落葉を踏みしめて歩く私と「君」。清冽な冬の空気が支配している黄一面の並木道でほのかに香ってくるのは「君」のセーターの柔軟剤の匂いか。決して香水ではない、洗剤でもない、かすかに痕跡をとどめるのは柔軟剤の香(か)なのである。うーむ清らかすぎる。フルポンの村上氏に評価いただきたいものだ。しかしイチョウ並木は都会を連想させますね。神宮外苑のイメージが強いのかな。イチョウは銀杏と表記されますがこれは「ぎんなん」とも読め、ぎんなんを踏んでしまったらお笑いの句になってしまうのでカタカナ表記としました。
  • 銀杏は季語か、という論争が過去のプレバトでありました。「ぎんなん」はOK。「イチョウ」は単独では季語として市民権を得ておらず、「銀杏散る」で秋の季語。しかし夏井先生いわく、「秋の情景が情報としてあれば『散る』がなくてもOK」だそうです。同感。そして温暖化の今では銀杏落葉は冬です。

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