キャンピングカー四国中国の旅33 石見銀山の散策から出雲市

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
33日目 2023年4月30日(日)

朝9時に出立し世界遺産・石見銀山に行きます。道の駅「ごいせ仁摩」から10分くらい。その地理的意味でこの道の駅は名前を「ごいせ石見銀山」にすべきかと思います(ごいせとはいらっしゃい、のこと)。

パーク&ライドが推奨されておりまして、核心部に入る手前の「石見銀山世界遺産センター」の無料駐車場に車を停めてシャトル的なバスに乗ること7分ほどで到着するという次第。

パーク&ライド、いいことだと思います。2007年に世界遺産登録された途端、素朴な村はてんやわんやの事態だったのでは?昔からの住民の動線を守り、よそもんは公共交通機関を使え、という考えは正しい。だから「推奨」ではなく「指定」してもらっていい(推奨に従わずマイカーで無理やり乗り入れている人も少なからず)。ここらへんが人のいい島根人、遠慮の塊か。

バスを降りて、一部分だけ歩けばいい、という人はバス停「大森」で下車。レンタサイクルあるいは電動カートで端から端までくまなく見たい人は「大森代官所跡」バス停で下車。いずれも5分程度200円程度の乗車です。

後者の私はレンタサイクルを選択(最近よく使う)。

「電動ですよね」とほぼ決めつけられる。なんでも銀山坑道跡まで緩い坂がだらだらと登り一辺倒だと。

2時間700円。

電動自転車って乗るのは生まれて2回目くらいか、漕ぎだしから力強い推進力。

「いも代官ミュージアム」??パス。

この、江戸風情が残る古い町並みが「大森エリア」と呼ばれています。

いいですねー電動。坂が全く苦になりません、怖いものなし、欲しい。町でママさんが子供を乗っけてスイスイ走っていたのはこれだったのか。

「大森エリア」を抜けて林道みたいな道に入ります。「銀山エリア」と呼ばれてます。

終着点にあるのが「龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)」。自転車止めから300mほど歩きます。

レンタサイクルで「大森代官所跡」バス停から上り坂3㎞を25分かかりました。歩きを全うしていたら明らかにキツイ。帰りも3㎞だから。

入り口、入場料410円。

ここから旧銀山坑道に入ります。

全長600mくらいの坑道のうち157mが公開されている。

ノミ跡が残る岩肌。暗いため写真が流れてしまった。

んー、何をライトアップしているのかわかりません。

一方通行になっていて、あっけなく穴は終わります。

戻る道は当然下り坂。ほとんどペダルを漕がなくても自転車は滑っていく。こりゃ快適だ―。

下の写真は寄り道して「清水谷製錬所跡」。

徐々に観光客が増えてきました。ガイド付きツアーも多い。

五百羅漢??わからん、パス。

「大森エリア」に戻ってきました。いよいよ快適下り坂。

商業施設としての大森エリアの開発はまだこれからでしょうか、飲食店やカフェも少ないような気もします。

1時間半ほどでレンタサイクルを返却。続々と借りる人が集まってきています。ゴールデンウイークの実質初日(昨日は風雨大荒れ)ですからねー、混んでもらわないといけませんからね。

飲み物スイーツなどの店が多く、本格的な食べ物屋さんは2か所くらいか。そのうちの一つ「おおもり」さんへ。

基本的には手打ちそばやさん。私はカツ丼850円。

おいしゅうございました。

バスで石見銀山世界遺産センターに戻り、出雲方面へ。

スーパー銭湯「多伎いちじく温泉」で昼湯につかります。800円。古いけど源泉かけ流しです。(写真忘れました)

風が強く日本海らしい荒れ方。あの低い山のふもとが出雲。

本日のねぐらは道の駅「大社ご縁広場」。

かの、出雲大社まで歩いて行けるという畏れ多い道の駅。

日曜の夕方、混雑していた道の駅から人も車もサーっと引いて静かになっていく様が私は好きです。

物産店は19時まで開いているというが、即戦力的な食料なし。まあ目の前がローソンという、ありがたい立地ゆえに困りません。幸せだ。

これぞ即戦力。

コメント

タイトルとURLをコピーしました