カワハギ好釣・カンカンカンと竿を叩く金属的な引きを味わう

釣り
釣行日 2022.11.17(木)
釣りもの カワハギ
船宿 巳之助丸
釣果 10匹

金属的と称されるカワハギの引き。尺(30㎝)サイズともなれば、まずは重い、があってそののちに断続的な引きがやってくる。個人的には25㎝未満の中型のほうがより「金属」を感じますな。竿の根本付近を軽く持ってしばらく叩くのに任せるのも楽し。

そんなカワハギフリークの聖地に今年も行ってきました。巳之助丸。

最高気温17℃予想、朝は超快晴、昼から曇りに転じるという。

3隻出しとな、釣況は好調のようですな。

7時半出船のところ、艫(とも)に陣取る方たちは何時からスタンバっているのか。私は6時25分駐車場着でブービーでした。以前の8時出船から近頃は30分前倒しとなっています。納竿も14時30分と早くなったので帰りが暗くならないのがいい。

どこに連れて行ってくれるのか毎回ワクワクします。

本日は金田湾、下浦沖、鴨井沖と、三浦半島を南から北へ順にせりあがる形となりました。

波穏やか、風も北北東1mと、素晴らしきお日和。厳冬期使用のいでたちではさすがにヘビーなので、上はインナーダウンにウインドブレーカー、下は初めてジーパンに長靴という珍しいスタイルとしました。(防水パンツもいらねえだろうと)

実釣開始からしばらくゼロが続くも、1時間以内に待望の1枚。リリースサイズぎりぎりでしたが、釣り人あるあるで、たっぷり釣った後半戦ならともかく、この1枚で終わる可能性がある時間帯ではリリースできず。

朝のうちはエサ取りが数知れず。ギンポ、トラギス、ベラ、カサゴ、キタマクラなど、プルプルした弱いアタリがあると、あー、またか、と渋々巻き上げて餌交換という動作の繰り返し。特にベラの大きいやつときたら、「金属的」に近い引きをするやつがいて、上げてがっかり、ためいきものです。

そんな中から3枚を追加したのが11時くらいか。

あーこれでとりあえず夕飯のおかずにはなるな、と一安心。

釣れたカワハギは船移動の合間にエラにナイフを入れて血抜きをします。バケツが血の海になります。ワイらなんちゅう残酷もんなんや、血の海を泳がせて死に至らしめるなんて・・・。

でも許してください。すべて必ずおいしくいただきますよってに。

コンビニで買ったおにぎりとゆで卵で昼休憩。

昼からは一般的には釣果が落ちるものですが、この日は違いました。

エサ取りオールスターズはどこかに失せてしまい、餌のアサリむき身が食い荒らされることのない海になりました。しかしヤツ(カワハギ)はいる。海底に重りを置いて仕掛けをたるませておくと、あっという間に針だけが残る(いわゆる、つんつるてん、てやつ)。竿をたたいてアサリをアピールしてふっと動きを止めて3秒。ほんのかすかな違和感を感じたら即アワセ⇒金属的な引きがやってきます。

楽しい。

微妙なアタリとりの時間が2時間ほど続き、5枚を追加して10枚の釣果となりました。

曇りといってもこんな空ですから、晴れの1日といってもいいです。

右隣のおっちゃんは私とほぼ同数の釣果ながらほとんどが大型ばかり(最大29.5㎝)と、うらやまし。で、左隣のおっちゃんがまた大変なフリークで、リールが付いた竿を長短3本用意して、昼飯も食わず、なんか鬼気迫る表情で取り組んでおられました。でもね、なかなか表現しづらいんだけど、あんまり殺気を海に送ってはいけないのよ。バラシが多い人だったなあ。気楽にいきましょう。

つ抜け(10枚以上のこと)も久しぶりなので私的には大満足。ちなみに竿頭は25枚でしたとさ。

中型8枚と小型2枚を捌き、

刺身(肝付き)と煮物、鍋といったおなじみの料理(担当はウチの女将)ですべて平らげました。

写真を撮るのを忘れるほど疲れました。

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