釣行日 |
2024.10.31(木) |
釣りもの | カワハギ |
船宿 | 巳之助丸 |
釣果 | 14匹 |
久しぶりの晴天となりました。
巳之助丸の駐車場には6時20分着。釣果情報によれば、ここのところトップ30枚越えの好漁が続いているという。
にしては客足が鈍いな。
いつもなら片舷10名以上、びっしり並ぶはずが・・・今日は左舷に4名の余裕しゃくしゃく。なんでやろ?
カワハギ釣りは小道具が多く、肝心の仕掛けをロスすると釣りにならないので昨日に上州屋で仕込んでおりました。
平日は2隻出し。週末ともなると3隻に仕立て1隻で4隻を出す、おそらく日本一のカワハギ船宿です。6時20分着の寝坊さんにはメインの若船長船には乗れず、いつも2番手の大船長(先代、若船長の父)船に乗ることになります。遊漁船あるあるですが、大変ぶっきらぼうな大船長です。
7時30分出港し、最初の漁場は久里浜港の湾内。やったことのない場所だ。
開始15分で第1号をゲット。
昨日、たまには釣りの動画でも見てみようと、YOUTUBEを見て少し学習しました。カワハギ歴20年ですが、やはりマンネリはいけませんね。
「宙」の釣り、もしくは「縦」の釣り、が紹介されていました。
オモリを着底させてからすぐさま50㎝~1mほど竿を上に持ち上げて仕掛けをゆらゆら、ビタ止めからゆっくり落としていく過程で繊細なアタリを拾うというもの。昔からあるっちゃあある釣法ですが、テンションを緩める間に食い逃げされる悔しさが少し緩和されます。今日はこの釣法で7時間やってみるか。
続いてきたのが目測28㎝ほどの良型。うむ、これで一家3人分の刺身を確保できた。
しかし海底付近の活性が高くてエサのアサリがすぐに持っていかれる。そして岩礁帯なのか、底がガリガリで油断するとすぐ根掛かりする。これじゃあ仕掛けをいくつロストするかわかりませんねえー、と隣の釣り師と苦笑い。
1時間ほどして場所替え。船は5分と走っておらず、やはり初めての場所だ。やっとガリガリの岩礁帯から、ややおとなしめの砂・岩混じり海底か。
先ほどの場所は水深10mを切っていました。ここも20mくらいか、この時期にこんな浅場が主戦場なのか・・・。
宙の釣りを継続して、やや小ぶりなカワハギを何枚か釣り上げ、すぐさまエラを切ってバケツ内で血抜きです。
何度か場所替えをしますが、いずれも久里浜港からそう遠くないところ。イメージ的には千葉県竹岡沖まで遠征し、後半は戻って剣崎沖、というのが巳之助丸お得意のパターンだったのに・・・。
燃料代が高騰しているからケチっているのか?船代は徐々に値上げされて今は11,000円(アサリむき身含む)です。まあ近場で釣れれば文句は言えないところですがね。
ぶっきらぼうな大船長は何の説明もしませんが、もしかしたら近場の根掛かり必須な場所こそあんたらカワハギフリークの腕の見せ所でしょ、と言いたいのかもしれません。仕掛けのロストとエサのむき身のなくなり具合など、すべて計算に入れて釣り場を決めていたとしたら・・・大船長、さすがに大船長だ。
14時30分納竿。
魚の気配が感じられないという時間がほとんどなく、外道のクサフグもいくつか混じりましたが、本命カワハギを「食わせて釣り上げる」楽しさを久しぶりに味わえました。
釣果14匹。
今夕は我が家の大女将がいないため、とりあえず私が捌いた刺身のみ。大部分は明日のから揚げ・煮つけへ。
肝が最高でした。これだからカワハギはやめられん。店に出したら肝付き3,000円いただきます。
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