釣行日 | 2020.11.05(木) |
釣りもの | カワハギ |
船宿 | 巳之助丸 |
釣果 | 8匹 |
秋から冬にかけては何といってもカワハギですね。
毎回、お世話になるのは船宿「巳之助丸(みのすけまる)」。名前からして渋いです。カワハギ船を通年営業している船宿が、横須賀市久比里(くびり)に3店固まってあります。巳之助丸の他、山下丸、やまてん丸。カワハギフリークの聖地みたいなもんですな。
いずれも歴史と風格があり、最初に一人で飛び込むのには勇気がいるかもしれません(実際は気さくな船宿ですよ)。久里浜・金谷フェリーが発着する久里浜港に注ぐ平作川(ひらさくがわ)のたもとで営業されています。
巳之助丸はコロナの影響で全席予約制となったようです。去年までは予約不要で、シーズンともなると朝も暗いうちから、まずは駐車場の争奪戦、みたいなこともあったので、完全予約制のほうが安心できるのかもしれません。
そんなわけで余裕こきすぎて6時45分ころ到着したら、ほとんど私が最終到着だった模様。
乗船者は14人くらいか。
出船前のあわただしい風景。乗船者による、カワハギのエサとなるアサリをむく作業はもう終わっていたようです。ちなみに私はズボラというか、そこまで執着していないというか、むき身としてのアサリを船宿で買うのでこの作業をしたことがありません。
船宿受付で6番という番号札をつかんだものの、どこに座るか、船には番号が書いてありません。周りの方に聞いたら、「ソーシャルディスタンスが保てれば適当だと思います」とのことでテキトーに着座。アバウトですね。
仕掛けをセットし、朝飯を食べると間もなく、7時20分、定刻より早めの出船。アバウトですね。
漁場としては、千葉県竹岡沖や三浦の剣崎沖が多いんですが、今日はごく近く、横須賀の浦賀沖から実釣スタート。
およそ釣りというものは、とにかくタックル(道具)の種類が多いんです。釣具屋に行かれた方はご存じでしょうが、陳列商品数は小さな店舗でも数万点はあるかと思われます。今回、事前に補充しておいた部品は下記の仕掛けパーツ。竿は十年来、愛用のダイワ「極鋭1454AIR」。
長年、巳之助丸に乗ってますが、浦賀沖は初めての場所です。今日は結局、この浦賀沖から横須賀・観音崎手前までの漁場に終始しました。
反対側には千葉県が近くに見えます。
今日は雲もない晴天。気温20℃くらい、風は微風、波1m以下という、文句がつけられない好コンディションです。
午後2時半に沖上がり(納竿)。
釣果は8枚。飽きることなく、釣れ過ぎもせず、満足のいく結果です。当日のカワハギの習性がわかりかけたころに終わる、という、いつものパターンではありました。
竿頭(さおがしら)は21枚とのこと。達人の釣りは異次元の世界ですな。
一番デカいやつ、こいつがいい引きしましたよ。
27.5cmくらい(船宿のサイトに掲載されるまでには至りません、30cmはないとね)。
夕飯には、こいつを含め、3枚を刺身にしました。
左の小皿は肝(きも)に日本酒を振りかけてたたいたもの。
薄い刺身に小ねぎを絡ませ、肝とわさびをつけて・・・。
「絶品」!うなるほどうまい。
八海山の冷やがすすみます。
釣り師の特権でいつもうまい刺身を食べていますが、カワハギとしてはここ何年かの中で一番のうまみを持っていました。
刺身以外、残った魚はすべて鍋にしました。
(??中身を撮るのを忘れました)
最後は定番の雑炊。最後までおいしく食べつくしました。(料理協力:妻)
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