冬の沖縄 ひとりでロングステイするためのお役立ち?情報まとめ 

ロングステイ

冬の沖縄ひとり旅・チープで快適な滞在のための基礎

エアー

はじめに格安航空券と格安ホテルがパッケージされたプランのサイトを検索。その中のskyticketで17泊18日のパターンを選択して予約(同時にカード決済)しました。それが12月初旬。

その後、後述する全国旅行支援との関係により、一旦ホテル予約をキャンセルし、エアーオンリーとしました。

行き1月30日(月)14:00ー17:00羽田⇒那覇・ソラシドエア。料金は13,760円(35日前割引適用)

帰り2月16日(木)10:15-12:25那覇⇒羽田・ソラシドエア。料金は11,960円(60日前割引適用)

このほかに事務取扱手数料1,500円がかかります。

最も安い便は6,900円ほど。日付や時間帯、運営会社で大きなばらつきがあります。昔から「なるべく早い予約+変更不可」のチケットが安いことは変わりないようです。

行きはスカスカ、帰りは満席でした。

乗ってしまえば2時間や3時間のフライトに機内サービスは期待してません。ソラシドエアに満足。

宿泊

New Normal Hotel in NAMINOUEのオフィシャルサイトから直接予約をしました。

チェックイン直前にクレカで前払い、4,679円×17泊18日+税で87,500円。

旅が長ければ長いほど自炊が必要と考える人間なので、コンドミニアム形式の宿泊施設を探しました。

沖縄でコンドミニアムで検索すると、高級なところしか出てこないのはなぜでしょう?清潔であれば高級感は要らないという旅人も多いはず。

冷蔵庫とコンロが付いているホテルは多少ありますが、大事な点は調理器具がなければ自炊には意味がないということ。包丁、まな板、フライパン、鍋、各種の食器が付いているところとなると「高級コンドミニアム」以外では数が絞られます。

那覇市内での最適解がこのNew Normal ・・・・・でした。室内装備品は以下の通り。

冷凍冷蔵庫、IHコンロ、電子レンジ、電気ケトル、炊飯器、調理器具一式、食器一式、洗濯機、浴室乾燥機、50インチTV、wifi。設備についてあえて欲しいものといえば洗濯用ハンガーくらいなものか(パンツや靴下用のピンチハンガーは備え付けあり)というほどの充実ぶり。ダブルベッドルームとしての必要十分な広さ、バスタブがあるのもいいです(シャワーのみの安宿も多いので)。

最寄りの「ゆいレール」旭橋駅まで800mと遠く、一度外出したらちょっと一回部屋に戻るという気にならない距離だというのが難点ではあります。

何がニューノーマルなのかというと、チェックイン・チェックアウト、料金決済がスマホで行われ、対人接触が全くないところなんでしょう。

築後1年で内外とも非常にきれいです。是非お勧めします。

全国旅行支援の利用について

自称旅人ですから、今は懐かしGo to トラベルも、人並み以上に、ありがたく利用させていただきました。

今回の全国旅行支援については、昨年末の一旦休止から年始以降に再開されるとの情報が飛び交っていました。いつから再開なのか、メリットはどうなるのか、その概要が発表されたのが、確か1月10日。旅行者として、もらえるものはもらいたい。

12月初旬にはエアー+宿の予約を一旦入れたものの、今回からは予約した後の「後付け」支援サービスはできないらしい。そして格安サイトのskyticketでは支援についてどう対応するかの情報がないため(Booking.comなども同様)、柔軟な対応がとれるように、一旦、ホテルの予約をキャンセルしました。

しかし今度の全国旅行支援の反応は鈍いですね。楽天トラベルやじゃらんなどの大手サイトも慎重、というか、現場が疲弊しちゃっているのか、過去のような意気込みは伝わりません。

そうこうしているうちに、ホテル料金も変動相場なので春に向けて値が上がる時期であり、黙っているとじりじり料金が上がっていきます。

で、結局、旅行サイトもホテルも全然及び腰のこの支援はあきらめて、ホテルに直接予約を入れたのでした。

こういう時の「お上」の態度はホント丸投げですね。最低でも自治体任せにする前の線引き(長期旅行の場合、何日間までが適用範囲なのか?宿泊費用の下限5,000円には税が含まれるのか、など)はしっかり提示してください。自治体も事業者もエンドユーザーも、これじゃ惑うのは当たり前です。

気候

日本が一番寒い時期が1月下旬から2月中旬といわれています。この時期だからこそ沖縄、が私の一番の旅行動機です。

一方、冬の沖縄は行くもんじゃない、との意見をよく目にしました。

何しろ雨が多い。梅雨時のような、という表現もあるくらい。加えて北からの海風が冷たい、とも。

実際、体験した感想からすると、「かなり快適」といっていいと思います。

最高気温は、晴れれば23℃、暑い日は27℃、雨の日で19℃。最低気温はほぼ一定していて18℃くらい。朝夕の気温が落ちないのが特徴で、だから午前様の「飲んだくれ」が季節問わずいるのか。60数年生きてきて、人間にとって最適な気温は23℃だと私は結論付けています。

ただ海風が冷たいのは本当で、晴れの日以外は薄手のウインドブレーカーのようなものがあれば安心です。よほどのことがない限りダウンジャケットは不要かと思います(厚手のダウンを見かけたら、空港に着いたばかりの日本人か台湾・中国・韓国人のいずれかです)。

日差しはまずまず元気なので頭が心配な人は帽子もあったほうがいいかな。

現地で見たお天気情報サイトでは週間予報が目まぐるしく変わり、正直この時期の天気予報はあてになりません。1日の中でも天気の急変はよくありました。

すぐにTシャツになれる態勢で薄手の長そでシャツと雨風に強いパンツ、バッグの中に薄手のウインドブレーカーと折りたたみ傘、これでばっちり、です。

交通事情①バス

沖縄本島での移動の手段として、よく知られている通り、常設軌道はモノレール「ゆいレール」ただひとつ。那覇空港から那覇市内にかけて、これが使えれば安いし時間も正確だしベストでしょう。あとの選択肢として、一人旅人はコスト面と利便性の両面から、バスかレンタカーを選ぶことになるでしょう。

私は1日計で4,000円までのバス代で済むならバス、それを越えるならレンタカー、と線引きしました。

本島では4つのバス会社が共同運行しております。その発着の起点が「那覇バスターミナル」で、ゆいレール旭橋駅に隣接しており、したがって私的にはホテルから歩いて行ける便利な場所にありました。

乗り場が11か所もある沖縄最大のバスターミナルです。始発でも終点でもあることは当然ですが、そればかりではありません。「那覇バスターミナル」が単なるバス停のひとつとして通過点となる場合があることも頭に入れておかなくてはいけません。

例えば「ひめゆりの塔」に行くには89番バスに乗る、となっていますが、89番バスが止まる乗り場は2つあり、違う乗り場から乗ると、那覇市内中心部をループしてもう一度ターミナルに戻ってくるバスだったりします。

あと、紛らわしいのが、似たような名前の「旭橋・那覇バスターミナル」というのが道路を隔てた向かい側にあって、これは乗り場が一つでたくさんの番線が乗り入れています。間違いに気づいたときには時遅し、注意が必要です。

これらの地理的構造を理解するのに3日はかかりました。

バス停、時刻表や料金、乗り換えのサイトが「のりものNAVI okinawa」。これがまたクセモノでして・・・・・。出発地・目的地と日時を入力すると、料金順・時間順・乗換回数順に表示してくれるのですが・・・・自分勝手すぎます。

このバス停から乗りたいから出発地を入力しているのに、勝手に次のバス停まで歩けといった指示をされる。もうちょっと素直になってくれよ、とかなりイラつきます。

まーホント、地方の路線バスを乗りこなすのは大変です。太川陽介の路線バス旅の大変さがわかります。

もう一つ。IC乗車券は地場の「OKICA」一択。サラリーマンと学生中心に使用されております。PASMOもSUICAもダメ。OKICAはモバイル対応がなく、チャージが面倒そうなので私は導入しませんでした。多くの観光客もそのようです。となると毎回降車時に現金支払い。これがもたつく。渋滞の何%かはバスICシステムのグレードアップで解消されること間違いなし、と思いますが・・・。

交通事情②レンタカー

那覇市に居を構えていると沖縄本島の70%は路線バスがカバーしてくれます。目的地限定の、例えば美ら海水族館限定の急行シャトルバスなども有効でしょう。しかし大宜味村(おおぎみそん)から北のやんばる地方はNoバス区域。そして西海岸などの風光明媚な自然を愛でるにはバス停から徒歩30分かかったりして、どうしてもレンタカーを借りたい時があります。

でも雨降りは嫌なんですな。もったいない気がして。

2,3日後の天気がうまく予報できない時期とあって、格安レンタカー検索で直前に、できれば前日にレンタを確保したい、という考え。これが大甘でした。

1日4,000円~6,000円が相場だろうと臨んでいました。ところが台数が需要に追い付いていないのか、明日乗れる車は1台のみ、30,000円、とか表示される。ポルシェのオープンカーでもない、ヤリスあたりでこの状態。

結局3回(3日)借りました。そのたびに血眼になって検索サイトとにらめっこしながら、何とか5,000円近辺のものを探り当てることはできました。ちなみにtimesなどのカーシェアもずーーっと先まで、夜を除いて予約満車でした。

冬でこの状態だから、これからオンシーズンになったらどうなることやら・・・。よっぽど早めに押さえるか、旅行プランに全行程レンタカー付のものを選ぶか、かな。

コメント

  1. ニシタニジュン より:

    沖縄の事がよく分かりました

    • ちゃんすー ちゃんすー より:

      ありがとうございます。
      これから海開き・夏本番と賑わいが増すのでしょう。そんな中でも
      とにかく早めの予約行動で往復2万円を切る航空券は入手できます。
      おすすめします。

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