今年の初釣り

今年も半年過ぎようとしているのに、まだ1回も釣りに行っていなかった・・・。

この年になると、1日７時間も船で釣りをすることには抵抗があります。なんせ、釣った以上はさばいて料理しなければなりません。道具の準備と片付けを含めると１日船はツライ。

てことで、最近はもっぱら「午後船」。

弁天屋さんも世の中の商業活動の自粛にならい、対象となる魚と出船時間のバリエーションを絞っていたようですが、ようやくいつもの状況に戻りつつあります。

９名の乗客を乗せて、１２時３０分に出港。

左舷ミヨシ（船首）に陣取りました。

いざ東京湾へ。

海に出てしまえば暑い陸とはさようなら。潮風に吹かれればソーシャルディスタンスなんぞ考える必要もありません。

八景島シーパラダイスの銀屋根が遠ざかり、１５分ほどで実釣開始。

そんなに忙しい釣りでもないので、遥か沖合の千葉県の工業地帯を眺めたり、自衛隊の巡洋艦などを見たりできます。

ただ、どうもいつもと違うな、ということがひとつ。

旅客機が上空を飛んでいないのです。東京湾なので大小の貨物船はひっきりなしに通るのですが、羽田発着の旅客機が、いつもは数珠つながりのように飛んでいるのが、今日は1機しか確認できません。大丈夫か？ANA・JAL?

戦い済んで日が暮れて・・・。

乗客の皆様、平均年齢７０歳くらい。みなさん単独釣行のようですが、風格というか、ベテランの味がありますね。

今日の夕飯は、アジの刺身とアジフライ定食。

しかし、焼く煮る炒めるはマスターしたと自負している私ですが、揚げる、だけは初心者で・・・。アジフライは油の温度と揚げ時間で完全失敗。

次の日の昼に主婦代表の妻にフライのリベンジを託しました。

さすが、にわか料理人とは違う。完璧な出来でした。感謝。

この時期のアジ、脂ノリノリですよ。