キャンピングカー四国中国の旅25 呉・【大和ミュージアム】と【てつのくじら館】

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
25日目 2023年4月22日(土)

びっくりしました。朝の7時から、スカスカだった駐車場が次々埋まっていく。道の駅「たけはら」は50台も収容できないほど小さな道の駅です。よっぽど竹原駅周辺に駐車場がないからだろうか・・・。見渡せば満車に。面白いから車内から眺めていると、新しくやってきた車が場内一周してからあきらめて出ていく、その数100台以上。何かある・・・道の駅の人に聞いたら、アニメ「たまゆら」の同窓会イベントがここを中心に繰り広げられるのだそう。

おじさんは知らんよ、「たまゆら」。

調べたら竹原町並み保存地区を背景に使っているらしい。つまり聖地。他人の趣味に文句はつけません、が、やっぱりつけさせてもらいます。

西方寺の石段を40年前に映像に使ったのは大林監督だ。原田知世だ。その同じ石段を背景にパクるな。自分で新しい場所を見つけてこい。

すっきりしたところで貴重な1台分の駐車スペースを提供して西に向かいます。

呉市。旧日本海軍工廠、今は海上自衛隊と造船の町です。

渋滞で1時間半くらいかかりました。

都会ですね。

ぜひとも行きたかったのが「大和ミュージアム」。

このあたり海際のレジャースポット、激混みだ。付属の駐車場は早くから満車だったと思われる。

ぐるぐる旋回してキャンピングカーの停めやすいコインPへ。2時間半で500円。

入館料も500円。

中は「普通に」混んでいる。

いきなりでました。

戦艦「大和」、1/10スケールの模型。往年のミリタリープラモデルを愛する世代にはたまりません。

1階にはミュージアムらしい展示物があります。

我が傑作、タミヤ1/32スケールの52型ゼロ戦も、寄付しますのでよかったら飾ってください。

これは空母「赤城」の模型。

実物大展示物もあります。

62型ゼロ戦と、

そのエンジンも実物大。タミヤの1/32シリーズでもほぼ同じようなエンジンを作ったのでよくわかります。

潜水艦「海龍」。つるっとしているからプラモデルになっているのを見たことがない。

そして悲しき人間魚雷「回天」。

この中に人が入ったんですよ。

建物外周がスロープになっていて2階3階へと上がります。「大和」の全容がわかります。

当時世界最大の3連46センチ砲(私の祖父はセンチじゃなくてサンチ、と言ってました)が3基。艦橋まわりの小粒の対空砲は数が多すぎじゃない?建造費いくらつぎ込んだんだ?

大和ミュージアムの隣に海上自衛隊の史料館「てつのくじら館」があります。

巨大なフォルムが目を惹きつけます。

こちらに入館する前に、両ミュージアムに挟まれた小さなcafeで昼食。

海軍系の食べ物はカレーかハンバーガーと決まってます。

野菜たっぷり焼チーズカレー、1,420円。

続いて「てつのくじら館」。

本物の潜水艦を運んできて開示してます(海自だけに)。

入場無料。

まずは四角い普通のビルに入って、やがて潜水艦に渡ります。

潜水艦の仕組みと機雷等の掃海作業のようすが展示されています。

学習してから本物の潜水艦に入るという仕組み。潜水艦内は撮影一切NGでした。軍の機密の一端ですからね。狭く、極限まで絞り込んだ生活空間。私は絶対に潜水艦乗り(サブマリナー)にはなれない。

さて、広島県は道の駅が少ない。特に広島市。大都市には道の駅はなじまないものだが限度がある。呉あたりの近隣の市にいくらでも作れるでしょう。県のお偉いさんが嫌いなんだな、道の駅。

したがって、無料駐車場での泊となります。

「ベイサイドビーチ坂」

海水浴場の駐車場ですな。夏は有料になるそうです。

夕闇近づく。蒸し暑さはなくなり、風が強く冷たく感じられるほど。

横浜ナンバーであることを見つけた女性の方が「ウチも横浜なんですー」と声を掛けてくれ、旦那を運転席に待たせたまま、20分くらい日本全国の話をしました。転勤族だそうです。

今夕はセブンイレブンで見つけた冷凍キムチチゲラーメンを直火で。

こりゃ相当辛いです。辛いものは食欲増進もさせる。ご飯が欲しかった。

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