キャンピングカー 九州23 知覧、指宿

キャンピングカー
九州に8の字を描く旅
23日目 2022年4月13日(水)

朝、目の前の海は霧なのか雲なのか靄なのか、水平線もよくわからん状態。

鹿児島県薩摩半島南部に向かいます。

きょうこそは車ごとフェリーです。桜島港。フェリー代は1950円(車に運転者一人分含む)。陸路で錦江湾をぐるり60㎞走るガソリン代と比べて高いか安いか、微妙なところですな。

9:30発をタッチの差で逃し、先頭になってしまった。9:50発。

昨日、人間だけ一往復したので外の景色はもう要らん。どうせ15分間だから、車の中で寝て過ごします。

上陸後、鹿児島市に別れを告げて南九州市。

知覧武家屋敷へ。

3年前も知覧にも来ましたが、「知覧特攻平和会館」に全集中し、武家屋敷通りはチラッと眺めたにすぎませんでした。

公式の有料駐車場へ。200円。月極以外だれもおらんぞ。

一定時間内は車を通行止めにしているようです。情緒ある通り。

特徴のある石垣と生け垣が700mくらい続いています。

途中、観覧料金徴収のお姉さんがいて料金530円を支払う。ちょっと高い。

当時の独特な二ツ家という建築。

これは意味不明。

知覧式日本庭園がいくつか公開されています。

それぞれ誰々家庭園という名前がついてますが、そして530円の料金のうちだから全部見ましたが、・・・正直言ってあまり興味なし。今でも金持ちの農家なんかはこういう庭園持ってるしね。

しかし暑い。気温は30℃まではいかないが蒸し暑い。短パンが必要だ。

武家屋敷群、堪能しました。

ここで昼飯を食っておかないと食いはぐれそうなので、近くの蕎麦屋へ。

チェーン店みたいですね「吹上庵」さん。

「天板そば」を注文、1000円なり。

そばのボリュームも十分。コスパよし。おいしゅうございました。

さて、今日のもう一つの目的は、指宿の砂蒸し温泉。

「砂むし会館 砂楽」さん。

砂蒸し+普通の液体温泉、で1100円なり。

まっ裸に浴衣を羽織り、タオル一丁で向かいます。

もちろん撮影NG。遠くに見える、すだれ掛けの下が砂蒸し場です。

齢60余歳にして、人生初めての砂蒸しです。感激だー。

持参したタオルを頭に巻いて砂上に横になり、熱い砂をかけてもらいます。結構熱い。空気も暑いのにさらに蒸されるとは。

しかし思ったのは、土砂崩れなどで生き埋めになるとはこういうことか、少しかけただけで砂の重いこと。全身に圧ががかって、あらゆる動脈が脈打つのを感じる。

言われた通り10分ほどで自力で砂から脱出。あとは温泉に浸かって終了です。爽快なり。

繰り返しますが、暑い。完全に「夏」といっていいです。天気予報は曇り一時雨でした。知覧のあたりでパラっとありましたが、その後南に向かうにつれて雲がなくなっていき、とうとう夏の空になってしまいました。陸地がないと雨雲はできないのか?

さて、ここから移動し、5㎞ほどの距離にある道の駅「山川港活お海道」をねぐらとします。やまがわみなといおかいどう、と読みます。

隣が漁港なもんで、魚臭いのか、鰹節を作るために燻している匂いなのか、くせー。

しかし地の魚も多数売られていて好都合でした。

夕食はここで買った朝採れ「ギンガメアジ」250円を中心に。

ギンガメアジはめったに出回らないモノね。ぷりぷりとあっさりと、美味。

わさびがなかった。画竜点睛。

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