キャンピングカー 北海道の左半分6 もう一つの津軽海峡「夏景色」、松前城と松前藩屋敷

キャンピングカー
北の大地をじっくりと
6日目 2025年6月24日(火)

夜中に寒くなって少し厚めの寝間着に着替えた。このへんの微妙な着衣のバリエーションを準備しないといけないのが車中泊派だ。ん、車中泊界隈か。

快晴。昨日頑張ったのでゆっくりした午前にします。

朝日を浴びて室温28℃になっていましたが、網戸全開にするとみるみる下がって24℃の爽快な車内となりました。

海を渡る風が非常に冷たいんです。助かります。

本日の走行距離はわずか。

今日走る道は函館からのドライブモデルコースとしてよく紹介されています。海岸べたというより海を見下ろす高台を走るルート。昨日とは雰囲気が全然違います。

1時間かけて道の駅「北前船 松前」へ。

ここのメシがうまいらしい。

早目の11時30分に入店。

おすすめの本マグロ丼。2,380円を奮発しました。

混んでくる前、絶好のロケーションで。

うまいんですけどちょっと小盛すぎかな。

目の前は津軽海峡。反対側の大間でとれるマグロはスペシャルものですが、松前だって同じ海だからマグロはとれる。しかしちょっとマイナー、おそらくネームバリューで安値なんだな、同じマグロなのに不思議ですな。

今日はもうここをねぐらと決めました。決めたらテコでも動かないことも時には必要???です。

松前の町はここから徒歩で歩ける範囲に見どころがあります。MAP→

まずは松前城。松前城資料館と松前藩屋敷の共通入館券620円を払って城の中に入ります。

回りながら上がりながら展示物を見るという、おなじみのパターン。一番わからなかったのは松前城はいつ建てられたか、ということ。江戸期最後の城というのはわかりましたが、いつをもって完成となったのか?

外に出ると相変わらず涼しい風。

高台から、津軽海峡を通る船がロシア船なのではないか、目を凝らしていたのでしょう。

今日は津軽半島を斜めから目視できました。岩木山となると、さらに湿度が低くないと見えないみたい。(夕方にはくっきり見えました、お岩木やま)

津軽藩屋敷まで、歩いてすぐの触れ込み、実はまあまあの運動(坂を登る)。お手軽にいくならクルマで奥まで行けます。

津軽藩屋敷入口。江戸時代テーマパークですな。

人影まばら。なかなかによくできてはいますよ。

どこもかしこも囲炉裏が切ってある。

土産物屋。松前といえば松前漬けでしょう。

冷蔵で7月10日までもつという。とても無理だ。しかし暇なこと、試食だけもしていけ、と言われ、おばあさま渾身の自作「わさび味」をごちそういただき、非常にうまかった。地方発送すればいいんでしょうが、どうも私の趣旨に合わないのです。

城方面に戻ります。

ここ松前城公園は桜の名所。この道の両側とその奥に桜が唸るほど並んでいました。

葉となりて桜たること忘らるる(今年春の拙句)

城下町をぶらり散策してほぼ全容を掴みました。

一旦、道の駅に戻って休憩。ソフトクリーム、薄いよー。

若干の歩きたくない症候群ながら、食って風呂に入らなければ私の一日は終わらない。

17時に再び街へ。

安い温泉が定休日とのことで最寄りの旅館の日帰り入浴を探しました。

温泉旅館矢野さん。

温泉目的で泊まるのはおすすめしません。

しかし風呂上りはさすがに暑いですって、エアコンあるならもう入れてちょうだいよ。

メシは旅館の隣の隣にザ・なんでも定食屋を発見。

焼肉定食1,100円。

この店は最初からエアコンを導入しようとしていません。暑かったー。うちわがいっぱい置いてあるもんなあ。味はフツー。

さて雲一つない西の空にようやく日が沈みました。歩き過ぎだ、13,000歩。

今夜も寒いくらい気温が下がってくれることを期待します。

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