キャンピングカー四国中国の旅5 ことでん・フェリーで直島へ、骨付鳥の蘭丸も

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
5日目 2023年4月2日(日)

昨夜、突然、インバーターリモコンスイッチが作動しなくなりました。インバーターとは電流をDC12VからAC100Vに変換する機器で、私的に必ず必要なAC電化はTVとPC充電機と髭剃り充電機の3つ。下の写真、真ん中の丸いボタンを押すとインバーターがONOFFします。よくネット上ではこのボタンのシールドが薄くて穴が開くといった記事を見ました。要するに「ちゃちい」のね。(実際これもふにゃっとしてますね)穴が開くくらいならいいけど点灯しなくなり、スイッチが切り替わらなくなりました。マズい。

これもネット検索で対処法を調べたら、小っちゃくて弱いスイッチなので取り換え必須と。やはり。

ただし、本体スイッチでONOFFはできるので一安心。応急的にこの旅はリモコンなしでしのぐしかない。

電気系統心臓部は下の写真の通り、ソファの下にあります。なかでもコバルトブルーのでんと構えた機器がPOWER TITE社のインバーターです。

しょうがねえ、いちいちソファをずらして手を差し込んで操作するしかないな。

ドタバタした夜に、念のため今後の予定を復習。瀬戸内海のアートの島、直島(なおしま)に、月曜日に渡る予定でしたが、よく見ると主要な施設が軒並み月曜休みときている。

あわてて、本日日曜日に直島行きを決め、下調べのため夜は一層ドタバタしたのでした。更に土曜の夜には人気が出ちゃう道の駅らしく、重低音のエキゾーストノイズ大好きおじさん軍団が集結。なんとか22時には飛び立ってくれたようでした。その後も若いあんちゃん姉ちゃんが続々いらっしゃいまして、にぎやかなこと。まあ文句は言える立場ではないんですな。

さて、高松港からフェリーに乗るには車を港周辺の駐車場にぶち込む必要がある。背の高い車にとって都会のコインPは探しづらいんです。

よく地図を見ると、ねぐらとした道の駅「源平の里むれ」の近くに鉄道があるじゃないすか。決まり。

車は置いて「ことでん」で行こう。正式名称は高松琴平電気鉄道。

歩いて3分。房前(ふさざき)駅。無人駅です。

8時51分発の琴電がやってきました。かわいいぞ。

瓦町駅乗り換え、高松築港駅まで50分くらい。410円。

最初は2両に10名ほどだったが、しまいには座れないくらい十分な込み具合となりました。海沿いを走ったりして。

終点の高松築港駅を降りてここから四国汽船のフェリーで直島の宮浦港へ。ややっ、人が多い。しかもインターナショナル。

人をたっぷり運べる船だな。10時14分発、50分~1時間の船旅で往復で990円とは安い。生活の足だね。

船の中もゆったりときれいにできています。

200名以上いるでしょうか、あの小さな島に向かうのに。

東九フェリー(東京ー徳島間)より人が多いんじゃないか。

接岸。

すぐさま、待機していたマイクロバスに、ぎゅうぎゅうに詰められて乗ります。向かったのが本村(ほんむら)地区。ゆうても7分ぐらいで横断できるほどの小さな島です。

古い民家をそのままアートにしている地域。「家プロジェクト」というらしい。

もう、めったやたらとガイジンさん、おおむねヨーロピアン。焼杉板や白壁の木造建物がいたくお気に入りらしい。どこでそんなに宣伝しているんでしょう。

なんやわからん球体の集合。レンタサイクルが停まっている。

昼メシは決めてました。

「直島バーガー」さん。

肉はありません。ハマチのフライ一択。

セットにしてもらって、1,200円くらいだったか。おいしゅうございました。

さて、本村バス停から、ふたたびぎゅうぎゅうのバスに乗り、最奥のつつじ荘バス停で下車。このバスはどこからどう乗ろうと一回100円現金後払いです。

降りてすぐの浜に、有名な黄色いかぼちゃ(作:草間彌生)あり。

記念撮影の順番待ち。

その他、キテレツな(失礼)オブジェがごろごろと。

ここから先はベネッセコーポレーションが広大な敷地を買い取って?美術館と宿泊施設などを展開している地域に入ります。砂浜沿いを歩いて少し丘を登ること700mくらい。

ベネッセハウスミュージアムに入館。1,300円。

前衛作品ばかり。

チェックチェックチェックとつぶやき続ける3体。

これ好きです。バンザイ・コーナー96という作品。ウルトラマンとウルトラセブン。実際は円の1/4しか人形はありません。2枚の鏡で円形に見せています。

さらに続々とヨーロピアンが・・・大挙してここに泊まるらしい。

700mを歩いて戻ります。のたりのたりの瀬戸内海。

で、バスで港に戻ります。港にも随所にオブジェが。

これ、有名な「直島パヴィリオン」という作品。

中で遊べます。

そして草間氏のかぼちゃは黄色だけではない、赤かぼちゃも。

すっかり歩き疲れました。

14時20分発の船で帰還。

どうせ車は置いてきたんだから、高松の中心部で飲んでやろう。まだ夕刻にもならないのでJR高松駅付近のスタバで時間つぶし。

昨日29階展望室まで登った高松シンボルタワーの全景。

さて晩メシはうどん以外の名物として、高松には骨付き鳥という名物があるそうで。

検索して有名どころをピックアップ。なかでもガイドブックにもあった「骨付鳥 蘭丸」に決定。

片原町と瓦町の間にあるという。もちろん、ことでんだ。

黄色もなかなかかわいい。

片原町駅下車徒歩5分。

ライオン通りにあります。暖簾の滲み付きが渋い。すぐ満員になってしまうというので、17時のオープンと同時に突撃。同朋は4組ほど。

前菜は野菜ファースト、そしてこれが名物骨付鳥の「ひな鳥」968円。

ボリューム満点。かなりスパイシーでおいしい。

ごちそうさまでした。

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