キャンピングカー中部関西北陸の旅6 平城宮跡、春日大社、奈良も外国人9割

キャンピングカー
なんとなく西へ行く
6日目 2024年5月15日(水)

車中泊するにはいい気温になってまいりました。

曇り、やや蒸し暑し。

6年前もそうしたように、ここ道の駅「大和路へぐり」に車を預けて、最寄りの鉄道で関西の見どころを探訪します。歩いて10分はかからないかな、近鉄の駅「平群(へぐり)」。古式ゆかしい名前だ。東国ではまずない地名だ。

ローカルです。単線です。

北上して生駒駅で奈良行きに乗り換えます。

乗り換えた電車は「鹿推し」が強すぎる車両。奈良行きだけに。吊り革にも鹿がぶらさがっているぞ。

大和西大寺駅で下車します。

徒歩で平城宮跡の公園へ向かいます。

前回、奈良と大阪を行き来したときに車窓から見えた平城宮がとても気になっていました。草ぼうぼうの平原の彼方に朱塗りの大建造物が見えていました。地図で見るとやはりあきれるほど広い。

よくわからんが適当に大平原に入り込みます。

自転車が欲しい。レンタサイクルもあるようだけど借りる場所までが遠い。

こんなんですよ。

近鉄線の線路を挟んではるか向こうに建造物が見えています。

まずは出発点ともいうべき「朱雀門」に到着。

上の写真、底辺の真ん中に空いた空間に次なる目標が遠く小さく見えると思います。

振り返れば朱雀大路。

北京でいえば天安門広場ですな。修学旅行の一団も見えます。

北に歩を進めます。

近鉄の踏切を越えます。

次なる目標が「大極門」

帝の臣下もここまでしか入れなかった、とあります。

上の写真の真ん中の空間から、さらに直線上に最奥の建物が見えます。これが帝の屋敷「大極殿」です。朱雀門からは1㎞くらいあるだろうか。

終点です。感動します。

まさしく中国を師と仰いでいた時代が長くあったのだ。

しかしまあよくこんな住宅密集地にぽっかりと大草原を残したものだ。奈良県えらいぞ。

公園ったって大部分はこの芒などの野原ですよ。

次の駅まで歩こうとしましたが、地図上では大和西大寺駅まで戻る方が早い。

疲れました。

駅近のラーメン屋で昼食。

午後からは奈良市内へ。近鉄で奈良駅下車です。

うわっ、外国人の圧力が凄っ。一昔前なら中国人が・・・と言っていたが今は「外国人」としか言いようがない。それほど多種。

奈良公園内でおそらく行ったことがないのが「春日大社」。

奈良駅から徒歩でも行けますが、平城宮のデカさに圧倒されて足がヤバそう。バスにします。

このバスの運転手さんが大変だ。

文字通りワンオペ。前から乗るのか後ろから乗るのか、精算はICかクーポンかカードか、多言語が飛び交う満員バスの中で声をやさしく張り上げている。おそらく1年前とは様変わりだろう。割り増し給与を払ってやってください。

250円で春日大社の奥へ。

バスは楽ちんだ。

全部は回り切れません。

こんなに鹿が多かったかな。

修学旅行生も多い。タイムキーパー役の生徒が他の生徒をせかしている。

何となく朱塗りにしておけば日本のジンジャOKね。

奈良公園一帯の緑が若くて実にいい光景でした。こりゃガイジンさんも来るわ。GWはどうだったんだろう、おそろしい。

電車で平群まで帰ります。

最寄りの温泉へ。道の駅から2.8㎞北にある「音の花温泉」。特別日で500円、ただし石鹸シャンプー持参。

6年前も絶対2回は来たはずなのに、全く記憶がない。だいたい日帰り温泉の記憶はすぐになくなる。

道の駅近くのガストでササっと晩飯。

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