キャンピングカーによる全県走破へ
24日目 2023年4月21日(金)
充分、福山市に滞在しました。最後に福山唯一の観光スポットといえる「鞆の浦」を見ていく。晴れなのに青空見えず、黄色い砂の影響か、遠くの景色がぼんやりしてます。
鞆の浦の沖にある「仙酔島」、ぼやけてます。
岬の先端の駐車場に停めます。30分100円。
潮待ちの港、と言われます。風よけの港、でもあるか。
港周辺はあまりに道が狭いため、車は入れません。
最先端が有名な「常夜燈」。
昔の灯台ですな。
狭い路地にはびっしりと土産物屋などがひしめいています。
よく知っているところなので30分もあれば充分。
尾道に向かいます。ここも何回か行ったところ。お目当ては「尾道ラーメン」。
尾道駅に近いところのコインPに駐車。2時間600円。
まー修学旅行の高校生が多いこと。やはり尾道ラーメン、ついで甘味系の有名店があるのか、行列は何か所もありました。
そんななかで「喰海(くうかい)」さんを選択。
お待ちの人が外に出ないくらいでちょうどいい混み方。
尾道ラーメン、700円。
この店は意外にあっさりしている。尾道ラーメンといえば、醤油濃いめ、背脂チャッチャが定番です。
海を眺められるカウンターで、潮風に吹かれ、ごっつぁんでした。
腹が満ちたら歩かねば。
やはり千光寺に登ろう。といっても行きはロープウエー、帰りは自力、というのがいつものパターン。
尾道のアーケード商店街を抜けて500mほどで、ロープウエー入り口。片道券は500円。
3分で300mの山頂に着。あれ、こんなものができている。
展望台でした。
島と本土の間に海が川のように横たわっていて町がある。このような景観は非常に珍しいと思います。
少し階段を降りると千光寺。
どこまでが寺でどこが一般住居なのか区別できないような細い石段が続きます。
三重の塔。
尾道といえば、私的には何といっても大好きな「時をかける少女」(前にも書きました)。40年前に作られた原田知世のデビュー作。映画にはさほど興味のない私が、数少ない「DVDを購入した映画」です。何度見てもいい。CG技術など稚拙な点もあるが、原田知世のういういしさが全編を流れるせつなさを醸し出していて秀逸です。
ロケ地の「うしとら神社」がこれ。(漢字一字のうしとら、がどうしても変換できません)
クスノキの大木の新緑が鮮やかです。
駐車場に戻ります。
高校生は何を求めて並んでいるのか、クレープ???
私はこれ。おっさんですもの。
ところで「時をかける少女」ロケ地を検索してたら、尾道市だけではなく、竹原市にも存在しているという。というか、竹原市の方が多いみたい。知らなんだ。
本日のねぐらと決めた道の駅「たけはら」から近いところにそれはあるという。日が沈む前に行かなくちゃ。
おっとその前に風呂に入らむ。尾道のスーパー銭湯的な温泉「尾道平原温泉ぽっぽの湯」。
施設は新しめ、860円と高し。今日も蒸し暑いから、風呂は短め、冷ますほうを長めに。
30分で竹原到着。16時。
国道隣接ながら、落ち着いた小さな道の駅。そのまま静かでいてくれ。
竹原町並み保存地区は道の駅のすぐそばにあります。
この旅何回目かの「古い町並み」シリーズになります。
すごくいいです、竹原の町。知りませんでした。
そして竹原といえば、あの「竹鶴酒造」のおひざ元じゃないですか。竹鶴、という名のウイスキーがありますね。ニッカウヰスキーの原点です。
これが竹鶴酒造。
渋い。
竹鶴といえば、朝ドラ「マッサン」のモデル。竹鶴政孝とリタの記念銅像がありました。
そしてこれですよ、原田知世の通学路「西方寺」の長い石段。
逆に石段を見下ろす絵のほうが印象にある。
なぜならこの石段を降りた突き当りが、同級生「吾郎ちゃん」(尾美としのり)の家だったから。
近づくと「堀川醤油醸造場」となっています。
むちゃくちゃなつかしい。映画そのまま保存されてる、って保存地区だから映画製作の前、もっと古くから保存されているんだけどね。
そして極めつけは通りの一番奥、「胡堂(えびすどう)」。
この瓦がザーッと落ちてくるのを原田知世が察知し(地震だったか?)、尾美としのりを助けるという、インパクト大なシーン。
非常に変わった建物。こんなに屋根の勾配がきつかったら、そりゃ落ちてくるわ。
いやー竹原の町並みの存在に気づいてよかったです。「時をかける少女」、また観たい。
ところで、長い石段の「西方寺」は町並み保存地区のハイライトなので、上まで登ってみました。
竹原市が一望できます。(これが市の中心なのか、なにせ初めて訪れたので自信はありません)反対側は海です。
車を道の駅に置いたまま、ちかくのMacへ。
ナントカ厚切りナントカバーガーセット。840円。
おや、マツダスタジアムの広島ーDeNA戦を地デジ放送してる。
関東ではまずめったに地上波では見られない、マツダの試合。さすが広島テレビ。
\横浜優勝/
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