キャンピングカー四国中国の旅9 祖谷渓、かずら橋、大歩危小歩危

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
9日目 2023年4月6日(木)

雨シトシトだろう、と思ったら晴れとる。風は強い。

「徳島には何もない、あ、大歩危小歩危がある」と徳島県人が昔言ってました。おおぼけこぼけ、か、キテレツな名前を付けたものだ。ボケはかますものではないのか。

行ってみます。

まずは祖谷渓(いやけい)を通り抜け、かずら橋を堪能し、大歩危小歩危を通って再び出発点の道の駅「たからだの里・さいた」に戻るルートです。

国道32号線のトンネルを越えると懐かしき徳島県。

南下するにつれ、山が険しくなっていきます。

国道32号と別れ、祖谷渓に沿う県道に入ると、がぜん厳しい道になります。map上では「少し狭い・・・」ぐらいに書かれてましたが、いやいや絶対的に狭い。

左手にギザギザの尖った岩肌、右手に崖、の一発勝負が続く道。

途中の展望所からのぞき込む祖谷渓。

有名な小便小僧のポイントは、対向車がわずかな「やり過ごし」スペースに陣取っていたため、停められず、パス。

祖谷温泉までの10㎞ほどがスリリングな狭路でした。小型車どうしでもすれ違いができない部分が多数ありましたが、随所にふくらみ部分も設置されていて、平日なら何とか対向車との致命的な事態を回避できる道だと思います。

「ひの字渓谷」という、

川がヘアピンカーブを描いているポイントがあり。「ひ」の字全体はレンズに収まらず、残念。

ふー、なんとか、狭路帯を脱しました。

センターラインってありがたい。

かずら橋近く、大規模駐車場のある、「かずら橋夢舞台」に駐車。500円。ガラガラ。

かずら橋通り口、といったって、自店の中を通ってくださいよ、というだけのこと。

ここから300mほど道を下ります。見えてきました。

どこから湧いて出たのか、大勢の人が橋にしがみついている。

渡るのに料金を徴求されます。550円。

かずらのつるで編んであるので、追手が迫ったらかずらを切り落として橋を落下させるのだと。

大昔のアニメなんかにはよくあるシーン、ここから来ているのか?また映画インディージョーンズシリーズにもそんな場面がありました。

前を行くのは間違いなくアメリカン。複数の夫婦の団体でした。

下を流れる川は澄んでいてきれいです。足元の板の間隔は靴のサイズより狭いので踏み抜くことはあり得ない、と分かっていてもやっぱりへっぴり腰。手につるを掴まずにはいられないのでした。

ゆっくり45mを渡り切り、アメリカンも韓国人も安堵。切り落とすといったって、こんな頑丈なつるを切るにはチェーンソーが必要だぞ。

ときに、三大奇橋ってあとはどこ?

すぐ近く(50m)に「琵琶の滝」があります。

いい水量。滝つぼもいい色。

かずら橋夢舞台に戻って昼食。うどんではありません。

「ここまできて祖谷そばを食べないつもりですか?」と貼り紙に脅されて食べることにしました。

天ざる。1,100円。

実際、脅されるような迫力はありません。観光地仕様ってやつね。

大歩危へ。道の駅があります。

駅舎の裏の光景。霧状の雨が降ったりやんだりしてます。本来なら船でリバークルージングがいいようですが欠航でしょう。

私的に驚いたのは、ここに鉄道を通しているということ。上の写真にもちらっと鉄路がうかがえます。がんばったねー昔の人。

今日は蒸し暑いなー。雨も風も突然来るので予測できない日だ。こんな日は早々と車に閉じこもってしまおう。

その前にガソリンを入れて生活用水を恵んでもらって、トイレをカラにして、明日午前中にかけての雨対策はバッチリ。

レトルトカレー定食2回目。今日はバターチキンカレーだど。

こりゃいける。セブンイレブン製は安くてうまい。ボンカレーの地位あやうし。

コメント

タイトルとURLをコピーしました