キャンピングカーによる全県走破へ
4日目 2023年4月1日(土)
4月1日。年度替わりの日が何の意味もなくなって4年目を迎えた。
道の駅「いたの」、あいかわらず夜の静寂が気持ち良すぎてかえって寝られない?珍現象で寝不足気味。
今日は香川県に初入国します。
今夜のねぐら予定の道の駅「源平の里むれ」を下見したのち、高松中心部へ。
栗林公園のオフィシャル駐車場に突撃したところ、今日は満車で無理です、と、にべもなく・・・。
さすがにおっ晴れ土曜日の春休みときたら、無理もない。栗林公園付近では駐車場を探す車がウロウロ。普通に流していればオフィシャルと同等の料金のコインPが見つかります。
とあるコインPに12時ちょい前に駐車。100円/20分。
うどんですね。
香川ですもんね。
讃岐うどん初心者であることを白状します。(丸亀製麺はもちろん好きです)
こだわりの名店に最初から行くのは失礼というものだろう。この先何度か食べるうちに学習して段階を踏んでいくのが人の道だな。
「近くのうどん屋」で検索した、歩いて一番近いところに行こう。
「松下製麺所」さん。
おっと、いきなり製麺所?セルフ?
やばい、名店の匂いがする。
これはよくTV旅番組などで見かける、豆腐屋の作業場のような場所でうどんを啜ってしまう、あの光景そのものではないか。ビビる。
店の人も初心者と見て取ったらしく、まずここへ来てください、と親切。
何玉にしますか?と聞かれ、1玉では少なそうなので2玉を所望。350円。
何か載せますか?と聞かれ、振り返ってはんぺんのようなもの(丸天)と温卵を、と。200円くらいか?忘れました。
その場で現金払い。丼に入った麺を渡され、後ろに下がって自分でざるにあけて湯がき、おたまでだしをすくって入れ、薬味と天かす、小ねぎを浮かべて完成。お作法は最初が難しい。
卵は???と、うろうろしていると奥からお姉さんが来て割り入れてくれた。この部分の作法は未解明。
おいしいです。
だしはかなり薄味のような気がします。すべての相性がいいですね。皆さん食べるのが速い速い。残り汁などをバケツに入れて洗い物かごに丼をいれて終了。
ところで、戻って松下製麺所さんを再度調べたら、孤独のグルメで井之頭五郎さんも食べたという店。
やばい、やっぱり名店だったのか・・・。
信号機よりうどん屋が多いと言われるうどん県。うどんツウにはそれぞれのごひいきがいくつかあるのでしょうな。
徒歩5分ほどで栗林公園。入園料410円。
関東より少し遅めの桜満開。城でよくあるように、入り口付近に桜の木は植えられています。
都内だったら足の踏み場もないほど混雑しそうだ。
このぐらいのゆとりがなきゃね。
茶室でゆったりする人など、オトナだ。
ところで園内の植栽はどうみても松の木が主役で構成されている。大変歴史のありそうな松ばかり。なぜ栗林公園?栗はないよ?(しかも「くりやま」ではなく漢語読みで「りつりん」って?)
このへんのところはもらったパンフにも?マークでお茶を濁されました。
池に船。
一番大きな池「南湖」と「偃月(えんげつ)橋」。
そして少し高台の飛来峰から望む下の写真が一番のビュースポットらしい。
美しい。
借景となっている紫雲山には永久に人工物は置けないな。
橋の上にはよくある光景のブライダルフォトの2人。
とりあえず南庭をひと巡りしました。もう半分、北庭というのもありますが、暑さと疲れでパス。
車に戻ります。
なかなかの都会だぞ、高松。
都会はやはり高いところから見たい。バカとなんとかは高いところが好きだ。
高松シンボルタワーなる30階建ての建物が港にあるという。
29階展望台に登りました(無料)。
眼下にJR高松駅と琴電高松築港駅。右上に切れているのが栗林公園です。
北を見やると、
各種フェリー乗り場、
右の突き出た半島は源平合戦の地、屋島。中央に霞んでいるのが小豆島です。
ますます疲れたので早めに温泉に。
湯楽温泉さん。
健康ランドとなっていますが、銭湯+ミニ食事処+ミニ休憩所の体。
シャンプー石鹸持参とはいえ、400円はありがたや。
道の駅「源平の里むれ」
こじんまりとした駅。海も近い。
コンビニめし。ご飯を炊く元気もなく。
しかし香川県に入ったとたんに民放TV局の充実ぶりはどうだ。徳島県では悲しいことに民放は1局だけ。佐賀県に続いて悲しい状態でした。ここ、香川では民放5つ。テレ東系まで入って関東と同じ、しかもチャネルもすべて一致。
若者はTV離れが進み、今となってはどうでもいい話題かもしれませんが、つい20年ほど前、インターネットが普及する以前は大変重要な情報・娯楽メディアだったはず。そのころ佐賀県民や徳島県民が怒りの一揆をおこしたなんて話は聞かない。無いものなんだから怒りようがなかったのか?たかが電波じゃないですか、なぜ増設の要求を強くしなかったのか?どうもわからない。
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