キャンピングカーによる全県走破へ
1日目 2023年3月29日(水)
旅人を自称している者として、四国にはほとんど縁がなく未踏の地がほとんど、これではいけない。人生は有限なのだから。四国と、ついでに中国地方、なかでも山陰を厳しく攻めなければなるまいて。
四国徳島へのアプローチ方法は3つ。
①高速 ②一般道 ③フェリー
①は一日で上陸できるがそれなりに運転が疲れ、高速代がかかる。②は安く上がるが3日を要するためかなり疲れる。③は寝ながら運ばれて海が荒れなければ疲れないが料金が①より高い。
まあ一般的には圧倒的に①を選ぶみたい。
でも、好きなんだなー、船旅が。
③を選択。東京ー徳島間の「東九フェリー」さん。片道一人一台35,000円。けっこうな値段だ。
きっと人気ないから高いんだなーーー。
「東京九州フェリー」と混同しやすい。昨年の九州の旅ではそれを使いました。今回のやつは東京の有明から出るというところが違う(東京九州フェリーは横須賀発)。私的には「戻る」感があるのです。しゃあないわね。
ところで上の図のとおり、東九フェリーは徳島に寄ってから更に九州・門司まで行きます。一方、東京九州フェリーは門司直通なので、時間は大幅に早い。徳島から乗船して門司に行く人は極端に少ないと思われることから、はたして本船を門司行きとする意義はあるのでしょうか?
はやばや17時半着。
出航は19時半なのでうろうろと時間をつぶす必要がある。こんな立派なフェリーターミナルを作っておいて、中はガラガラ。まともな売店一つなし。そば屋なんかあったらいいのにね。
待合スペースもがらがら(時間が早いからもある)。
おっと遠くに東京ゲートブリッジ。
下を見ると、油断してたらもう車を入れているじゃありませんか。
ふつうは1時間前の18時半に車を入れだすところ、今日は早めに入ってもらいます、とのこと。
船の名前は「どうご」。
船内一番安い客室がこれ。例によって2段寝台。
すっかりこの蚕棚にも慣れました。
私は一番奥の上段を指定してありました。
4×2段の8名タイプの部屋、入居者は3名。空いてます。
せっかく早々と入船できたので、早速風呂へ。一番乗りか?
一晩明かすフェリーとしてこの船が特徴的なのが、レストランがない、ことです。
代わりに食べ物飲み物の自販機を用意したので勝手に使ってちょうだい、ってスタイル。
まあさみしいけど、人気がない路線なら人件費切りつめが急務でしょうな。
帰れマンデーで紹介されたとな。
てなことは当然下調べ済み。
セブンイレブンでしっかり調達していたのでした。ビール200円は良心的。この自販機で買いましたよ。
やっぱ、北海道行きフェリーはレストランが優雅だったよなー、とか、九州行きも長かったけどシンプルなレストランと映画やフィットネスなど趣向を凝らしてたよなー、とか愚痴多し。だから・・・思い切って片道2万円にしましょう!フェリーに乗り慣れたドライバー達からの意見を聞いてください。
9時半にはベッドにもぐりこみました。
そこで初めて気づきました。
震動が激しい。
波風による、船の揺れならたいがいは大丈夫な私ですが、揺れではなくて震動。寝ながら読書ができない、文字が追えない。
1秒に3回、下から突き上げる感じ。機関室のすぐ上に寝ているわけではないし、プロペラシャフトの回転に船全体が共鳴しているってことか?他の長距離フェリーと比べて船体の大きさは遜色ないので、要はガタがきているってこと?
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