キャンピングカー 信州縦断3 下栗の里、南アルプス深部、中央アルプス木曽駒ケ岳がクリアビジョン

キャンピングカー
縦に長い長野県
3日目 2025年10月23日(木)

冷えました。薄い羽毛+しっかりした毛布+薄い羽毛の3枚掛けする羽目になりました。まあでも10℃を切っていない。一桁台になると頭がしんしんと痛いくらい冷えるのでわかる。

雲がとれてきた。雨上がりの絶好機に「日本のチロル」と称される「下栗の里」に行ってみよう。

道の駅「遠山郷」からはすぐの場所ですが152号線から入った坂道がキツイ。何とかすれ違いはできるものの斜度38度の急斜面に農家が点在していて農家の周辺だけ極端に道が狭い。めったに対向車はいないけど。

ようやっと到着。しかし高度は1,500mはあろうか、雲の中である。駐車場のおじさんはこれから晴れるから待っていてください、すみません、と。何も謝られる筋合いではない。

40分ほど経過。なんとか晴れ間が覗きだした。ここから歩いてビューポイントまで。さしてアップダウンのない遊歩道を15分ほど。

霧の中、こんなところを歩いていきます。おっと忘れちゃならない、熊鈴。

数年前に買ったけど使うのは初めて。熊だって急斜面より平坦な遊歩道を歩きたいわな。一人で歩いていてご対面したくはないわな。

ビューポイントと言ってもこんなせり出しがあるのみ。すれ違った先行者に聞いたら「ちょうど今晴れたところですよ」と。

ポスターで見るやつね。チロルね。知らんけど。

くねった細い道は全部車で上がってきたところ。

長時間居るところでもないのでそそくさと引き返します。

おー晴れてる晴れてる。

駐車場にたどり着くともはやピーカン。

駐車場の展望スペースから南アルプスの西側がくっきり見えます。

これはすごい。高度感ハンパない。

左に「聖岳(ひじりだけ)」、右に「上河内岳(かみこうちだけ)」。特に左の聖岳、とんがり具合が実に美しい。標高3,013m、どうりで神々しいわけだ。

南アルプスの左側からの図は登山以外ではなかなか見られないと思います。登山自体も南アルプス最深部の「光岳」に到達するのは上級テクニックと持久的体力が必要です。遠いのです。

いいものが見られました。

慎重に山を降りると昼どき。

飲食店は見つけたら即、入店しないと。

ハーレーライダーのじいさん7人衆がにぎやか。

中華セット1,200円。山の物価は高い。

さて、このまま152号線を北上したいところですがすぐにブチ切れちゃってます。迂回の林道も雨による崩落で復旧見通し立たず全面通行止め。秘境です。また大迂回。

伊那谷に降りて1時間も走ると、今度は中央アルプスがくっきり。あれに見えるは木曽駒ケ岳の千畳敷カールではないか。美しい。

日本全国、大晴天のようですね。

さて、長野県の東、甲州街道に回り込むのもまた厄介で・・・なんせ南アルプスが敢然と立ちはだかってます。リニアはトンネルで通過する・・・正解です。

今日もよく走ったのでねぐらはおなじみの場所へ。

道の駅「こぶちさわ」。

物価高騰してます。温泉はJAF割で730円。

手作りハンバーグセット1,320円。

星もくっきり、放射冷却間違いなし。やめてほしい、冷蔵庫のような空気はいりません。

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