キャンピングカー四国中国の旅20 下灘駅から俳句の街松山の子規堂と子規記念博物館と伊月庵、道後温泉

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
20日目 2023年4月17日(月)

内子。車を停めたすぐ裏は川。久しぶりにひんやりと、きりっとした朝もいいもんです。車内12℃。

フォトジェニックなスポット「下灘駅」に行ってみる。オレはいつから「映える」ところに惹かれるようになったのか、少年少女と韓国人が自撮り棒を掲げるような場所に。

地図上の最短ルートをまたしてもNAVIは示してくれない。確かに蛇のようにくねった県道ではあるが。

NAVI仰せの通り、川沿い海沿いで大幅に迂回ルートやむなし。おかげでスイスイです。

もちろん、駅ですから鉄ちゃんたちが集まるのが本筋というもの。しかしあの本数では車での来訪者の方がはるかに多いでしょう。あとチャラ―も来やすい。

無人駅なのでホームまで入り放題。車は5台くらい停めるスペースがあります。

今日はまだ黄色い砂が飛来していないようで、水平線くっきり。

ベンチに座るとのんびりとほんわかとした気分になります。夕映えの時間帯がいいのでしょうが、逆光でないこの時間もいいですよ。親切な人がベンチに座る私の後ろ姿を写真に撮ってくれました。後部頭髪の薄さで個人情報漏れとなるので掲載はやめます。

北に海がある=日本海、と私の脳は整理します。沖合にかわいい島がポツンポツンと浮かんでいる様は脳内に記録がなく、瀬戸内海は私の中の日本ではない、不思議な光景に映ります。

道は怖いくらいに順調だ。松山市内に入りました。

最初の訪問地は「子規堂」。松山市駅近く。

いやしくも少々俳句をかじる身にとって松山はいわば聖地。ここ子規堂は正岡子規が過ごした家を復元したもの。

入館料50円。

料金相応の展示内容といったところか。

親交のあった夏目漱石「坊ちゃん」の原稿。本物か??本物だとしたらこんなセキュリティー体制貧弱でいいのか?なんでも鑑定団に鑑定してもらおう。

正岡子規の勉強部屋。

いたって普通。

昼飯はたまにはガイドブックご推薦のところに行ってみよう。繁華街のコインパーキングに停めて。

松山鮨なるものを食そうとして行ったら、今日は予約の人で満席です、貼り紙のとおり、と言われた。なめとんのか関東人を、一人くらい入れるやろう。昨日もそうだったし、どうも店に蹴られるなあ。

でっかいアーケード街には飲食店多し。

いつのまにか、三越の1階フードコートに入り込んでいました。

寿司もあったけど、ここはなぜか中華を。担々麺定食1,181円。

昼にガッツリ食い過ぎる傾向あり、きょうも大満腹。

正岡子規に関するもう一つの資料館へ。道後温泉近く

「松山市立子規記念博物館」。

地下有料駐車場は高さ制限あり、NGでした。でも係りのおじさんが、地上の(目の前の)バス駐車場が空いているからそこに停めていいよと言ってくれて無料で駐車できました。ありがとう。

入館料はJAF割りで320円。

昨日までは正岡子規の人となりもほとんど無知でした。勉強させていただきました。

館内撮影不可。ここだけはOKという、愚陀仏庵(ぐだぶつあん)の模型。

正岡子規と夏目漱石が52日間一緒に暮らした庵。

子規、今月の俳句は表に掛かっていた

「夜桜や露ちりかかる辻行灯(よざくらやつゆちりかかるつじあんどん)」

うまいなあ、現代でも古さはないなあ。

博物館の周囲は緑鮮やか、道後公園に繋がっています。

俳句ついでにもう一つ。

かの、夏井いつき先生の「伊月庵(いつきあん)」という、句会を行う庵が歩いてすぐの場所にあります。プレバトファン、夏井ファンとしても行かねば。

近づくにつれ、ミラー四角柱が道標のようにいくつか現れます。

これが伊月庵。

割と小さい。住まいじゃないですね。夏井センセも来ることがあるのだろうか。

さて道後温泉。

私の唯一の四国体験がこの道後温泉でした。もう10年前になります。

松山は都会なので道の駅が近くにありません。ツウの車中泊場所として、道後温泉駐車場が紹介されていました。道後温泉本館すぐ横、小山のようになっているその上にありました。

車中泊を容認しているかの如く、お泊りは駐車料金720円と堂々と書かれています。トイレあり足湯あり、で、なかなか素晴らしい車中泊場所。

その足湯があるところから、道後温泉本館を見下ろしたところ。改修中ですね。

温泉は営業しているので入ろうとしたら、21時にならないと入れません、と。またしても蹴られる。

とても混んでいるから、だそうです。

まあ10年前にも入っているし、別館の「椿の湯」に入ることとしました。

本館と同じく、駐車料金が1時間タダになります。

そして料金400円。シャンプー石鹸なしとはいえありがたし。

設備は古臭いけど、いい湯ですね。無色透明無臭、街の真ん中にありながら、なんか力強い湯です。

このあと、道後商店街で飯でも食おうと、うろつきます。

名物は鯛めしか、

でもなんか違うんだよな、いまの腹具合。外食に飽きた。

無性に自分で料理がしたい、肉野菜炒めでいい。車内でできなくもないが油ものだと後処理が困る。

で結局ローソンさん。

ふだんあまり考えられないメニューとなりました。

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