キャンピングカー中部関西北陸の旅21 世界遺産・白川郷、ガイジンさん人気もうなずける 

キャンピングカー
なんとなく西へ行く
21日目 2024年5月30日(木)

到着するときに、独占するにもほどがある、と叫んだ道の駅「上平」

昨夜、大人気の居酒屋が閉店した20時過ぎ、誰もかれもが引き上げてしまい、夜中に辺りを見回しても車は己ひとり。うるさいほうが困るけど、せめて3台くらいは車中泊仲間がいてほしい、勝手ながら。

朝も車は寄り付かぬ。イワナのうまい居酒屋のためにあるような道の駅でした。

さて、昨日と同じようなものを見に行きます。白川郷。

7年前に高速道路上からちらっと垣間見ただけで足を踏み入れたわけではありません。インバウンド大繁盛ニュースにもよく出るくらいメジャーになっている観光地です。国道156号をただただ南下して30分で到着。「村営せせらぎ公園駐車場」

何ですかこのバスの集合体は。昨日とは大違い。

駐車料金1,000円。大繁盛の規模からして納得。

駐車場からは庄川を橋で渡ってアプローチ。演出がうまい。

やはりここでも合掌造りを前に植えたての田がよく似合う。

昨日の五箇山の2つの集落を合わせたものの10倍くらいあろうか、名古屋大阪東京からの観光客も、そしてガイジンさんもここまででUターンするんでしょうか。五箇山も是非行ってください。

集落の外周をぞろぞろ歩いていくと、白川郷荻町集落の全貌を俯瞰できる展望所への道が見えてきます。結構地味にきつい坂道。(車でも行けると後で知りました)

これがよくポスターになっているポイントだ。

ん、なんか似ているスポットが・・・会津の大内宿???

2018年の大内宿の写真

ちょっと違うか

もうすでに歩数を大分稼いでいる。腹に何か入れたい。

食事処は多いし平日だからまあまあ空いているだろうからと、蕎麦でないものを食わせるところに適当にin。

オーダーしたのは「結旨豚の朴葉焼定食」1,700円。

肉が焼けたらそのまま食べてみて、やがて出汁と薬味を入れた茶漬けにするのがよろしいと書いてある。

絶対的にうまい。

なんでも最後は出汁を入れてわさびを利かした茶漬けにしてしまえば日本料理は必ず満足いくフィニッシュとなるのだろう。

店を出るころにはあらら、長蛇のお並びさんが・・。

「けやき」さんという名前だったのね。

民宿も多い。

その他の職業分布はみやげ物屋、飛騨牛串や五平餅、ソフトクリームなどのテイクアウト屋、食事処。民宿しながら農業もやり、洗濯物も干す日常生活が見える。

稲の緑と稲が枯れても活用する藁、木材の褪せた茶色、ガイジンさんにはたまらん魅力でしょうな。

ガイジンさんは大型観光バスでどっさりやってくる一団と、近頃よく見かけるのが小ぶりのバンで日本人ガイドを雇った友人4人くらいでの大名旅行、自ら運転するレンタカーファミリー派など、バラエティに富んできている。良いことではないですか。そのうち美しい日本は美しきガイジンさんに乗っ取られるかもしれませんが。

予想外に面白くて食事や土産購入などを含めて3時間半も滞在してしまった。おすすめです。

さて、陽が傾かぬうちにねぐらを求めて南下を続けます。といっても南に行けば行くほど、つまり太平洋側に近づくほど台風1号の影響を受けるという。したがって今日明日は匍匐前進とします。

ひたすら車も少ない国道156号&158号線。

本日のねぐらは道の駅「古今伝授の里 やまと」

うむ、夜までやってる温泉と、温泉施設内のレストランも同じく夜もOKとな、くるしゅうない。

別に17時で閉まる、こぎれいなレストランやパン工房、麺処もあってなかなか優秀な道の駅じゃないですか。ギャラリーや足湯などもあり。いいところ見つけた。(TV電波全滅なのがちと惜しいかな)

温泉に入り(700円)、館内の食事処で、メシ。

きれいなレストランじゃないですか。

「けいちゃん」880円+α

「けいちゃん」って九州のどこかの鶏料理と勘違いしていました。ここ郡上もしくは下呂あたりの郷土料理が正解です。

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