2025年2月2日(日)
神奈川県に住んでいながらお隣の静岡県には、なかでも県庁所在地の静岡市にはめったに行かない。伊豆には行きますがあれは静岡とは言いがたい、伊豆之国として独立したようなものだ。
伊豆大島や小笠原の母島に出張勤務したのと同じようなミッションで1泊2日の仕事に採用されました。日本全国の中から1泊2日で魅力がある場所として上記の理由で静岡を選んでいたのでした。
往復の新幹線代と宿泊代を出してもらえるとのことで。新横浜駅でもよろしいんですがウチからだと乗り換えがめんどくさい、よって楽な小田原駅を選びました。
こだま、40数分で静岡駅着です。
くそ寒いです。
集合時間が16時、まだ15時。立ち寄るところがありました。駅から1分。
7~8年前に一回来た記憶がある、静岡ホビースクエア。
プラモデルファンならご存じ、静岡は「世界のタミヤ」をはじめ、ハセガワ、バンダイ、アオシマなどの日本プラモ界をけん引してきた老舗メーカーがある聖地であります。
ここは無料の展示ブースといったところでしょうか。
ミニ四駆のサーキットや完成品の展示スペース、作成ブースなどがあります。そしてグッズの販売コーナー。
昨年1月にはタミヤの本社を訪れました、また東京・新橋のタミヤプラモデルファクトリーがリニューアルしたので年末に覗いてきました。うーむ、グッズなら新橋が一番かな。
で、歩いて30秒のところにある本日の宿泊場所、
静鉄ホテルプレジオ。
ザ・ビジネスホテル。
清潔で必要最小限のものがそろっている。すばらしい。1階にはセブンイレブンが直結しておりコンビニエンスな環境です。
で、あわただしくミッション遂行の場所(といっても今日は顔合わせと事前準備)へ、5分で到着します。
今回、私のバディとなるのは67歳のおじさん。16時~17時までの仕事を終えた後、「飯でも食いますか」となるのは至極普通の流れ。
「やっぱり静岡おでんでしょう」あー、思いは同じ60台昭和男。私はホテルから1分のおでん屋をマークしておりました。
「海ぼうず」さん。チェーン展開しているようです。
おじさんも千葉県船橋市在住の方。お互いよくわからないので店の方の言われるがままに注文しました。
黒はんぺんというのが有名だそうで、これに魚粉のようなだし粉を振りかけて食べます。写真では普通に見えますがすべてが黒っぽいのが特徴でしょうか。うまし。
初対面ですが同年代なので話題も共通性あり、楽しい2時間でした。
2025年2月3日(月)
いいベッドでよく寝ましたわ。
さすがに朝食は付いていませんがコンビニでサクッと済ませます。
本日の勤務は8時~14時。トラブルなく終了しました。
さてどうしよう。帰りのこだまは15時57分発とちょっと時間があります。
昨日行ったホビースクエアは本日月曜定休日。タミヤ本社はちょっと遠いし、駅近辺で歩いて行けるところは・・・徳川家康の居城でもあった駿府城の跡でも行ってみよう。
JRの線路をまたいで北側に、歩くこと5分くらい。(おっと静岡駅の表玄関は北口だったのね)
やっぱ初めてだわこの町。
それらしき城壁と堀が見えてきました。
昨日はくそ寒かったけど今日はやや暖か。それにしても桜がちらほら咲き始めているのはさすがに早いだろう。
正面の橋を渡って中へ、天守閣は焼失したままだから単なる広場、失礼、公園。
中央に、徳川家康公の像。
やっぱねえ松潤じゃダメなのよ家康の役は。演技が下手なわけでもなく、軽すぎるわけでもないが、何なんだろう、2023大河ドラマ「どうする家康」における圧倒的な違和感。本人は真面目に演じてたのだろうからかわいそうな面もありますな。
脇には家康「お手植えの」みかん、ときたもんだ。400百年も株を守ってきたってことかい?
お堀の南側には巨大な静岡県庁ビル。ちょっと唐突。
さて、まだ時間がある。ここはやっぱりご当地のcafeで休憩だ。近くのレトロな喫茶店、で検索すると出てきたのが喫茶「ポプラ」さん。
2F。ジャズ喫茶、と紹介されています。
空気がこもっていてやたら湿度高目なのはレトロ感あり。珈琲を究めようとしている店ではないらしい。ブレンド一択。
奥で鳴っているのはソニー・クラークのStruttin’か。マイルス・デイビスのKind of blueに替わったぞ。わりとオーソドックスなブルーノート系を流している。よくよく覗くと、
なんだか見たことがないJBLのスピーカーが鎮座している。自作なのか??いずれにしても超年代物のようだ。
40分ほど時間をつぶし、帰路とします。バディのおじさんは、こだまは自由席で十分と言っていた。もう船橋の家についてしまったかな。
晴れていたけど富士山は見えず。
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