スミイカ、初挑戦 満足の釣果にハマりそう

bentenya 釣り
釣行日 2021.10.06(水)
釣りもの スミイカ
船宿 弁天屋(午後船)
釣果 5杯

長年、釣りをやってきて、そこそこの魚種を手にしてきました。沖釣り(遊漁船での釣り)はアジに始まり、キス、カワハギ、メバル、カサゴ、サバ、マダイ、イサキ、タチウオ、カツオ、マグロ、アマダイ、アオリイカ、スルメイカ、ヤリイカ、マルイカなどをターゲットとした船に乗ってきました。

行けてないのはブリ族、ヒラマサ、カンパチ、ヒラメかな。大型の魚はどう持って帰るかを考えると二の足を踏んでしまうので。

今日は久しぶりに、近頃のマンネリ打破のため、新ターゲットにチャレンジしました。

「スミイカ」

コウイカの一種、小型なのででライトタックル、午後船で出られるとな。

首都圏でイカフリークを集めているのが三浦半島下部の船宿。イカ専門ともいえる濃ーい宿もあり、その昔、師匠に何度か連れて行ってもらいました。あの宿はいちげんさんにとっては敷居がちと高いなー。

金沢八景からもわずかにイカ船を出している宿があり、何度かヤリイカを目指して遠征したことがありました。大島が近くに見えるほどの場所。確か1時間半以上は全速で船が突っ走った記憶があります。その間、船のキャビンでガッシガシに尻を突き上げられながら皆さん無言でじっと耐えていた記憶があります。おかげで大漁。ヤリイカがずらずら―っといっぺんに5杯くらいかかると、手ごたえずっしり。大型電動リールがウイーンウイーンと苦し気な音を立てて巻き上げたものです。

さて、もうちょっとお手軽なスミイカ。その存在は知っていました。昔のシャコテンヤ釣法を敬遠していましたが今は餌木(エギ)釣法に変わっている。これならいけそうだ。

おなじみ弁天屋さん。

午後船はアジとスミイカで出船しているようです。アジは鉄板、スミイカも好調らしく、平日なのに予約は満杯。イカ好きなんだなーオヤジたち。

ピンク色のかわいいやつが餌木(エギ)。2.5号サイズと、アオリイカ用より小さめ。昨日買ってきました。800円くらいの色違い2個。手持ちの3号も予備に3つばかり持ってきました。ネットによると万能はピンクとオレンジらしい。

竿は、初めてなので迷いましたが、マルイカ用のショートロッド(1.6m)、極先調子を選択。久しぶりの登場です。小型両軸リールに道糸2号。ライトだ。

仕掛けは道糸に10号中オモリを直結。オモリの下、ハリスは3号フロロカーボン1.5m。専用スナップを介してエギをつけます。

12時30分河岸払い。総勢は18名かな。

20分ほど船は走り、東京湾どまんなか(中の瀬?)に停止。水深15mくらいか。

昨日検索して学習したての釣法を実践します。中オモリ着底後、糸ふけを取り1mほど巻き上げ、エギが海底を這うようなイメージをだします。

2投目でずしっとしたアタリ。えっもうヒット?簡単じゃないか、、、と巻き上げたら、何とタコ。スミイカが釣れないことも考えてキープ。しかしタコを持ち帰ったことがないので焦りました。

その後、さらにずっしりした重みを感じ、さっきより暴れる様子があり、これはアオリイカかもしれん、と巻き上げ最中に痛恨のバラシ。

もうちょっと軽いはずなんだが、と考えていた矢先、ころあいの小さめのアタリ。

生涯1杯目のスミイカがあがってきました。かわいい。

取り込みの際、腹(白いほう)を自分に向けるとスミの大放射があると学んでいたので、慎重に白いほうを海側に向けたまま、首根っこをつかんでエギを外します。さらに水を入れていない、空のバケツにそのままそっと腹を下にして置いてあげます。ここまでやって無事終了。この手順でひとつミスると、大変なことになります。隣のおじさんはオマツリをほどいている間に刺激を与えて暴発。人に損害はなかったものの、船体を急いで洗う羽目に。

この釣りはなかなか面白いぞ。

しかし10月っていうのに、Tシャツ1枚でOKだなんて・・・。腕が日焼けしてしまうわ。

2時半ごろから太陽が隠れ、もともと荒れ気味の海は更に波風強くなってきました。まあイカバカ達は船酔いするような奴はいません。

結局5杯。16時15分納竿。

空のバケツにそっと置いていたイカ達は自分の吐くスミでのたうっている状況。港に帰る途中で船の足元のパイプに水が流されます。この水でバケツ洗濯機状態とします。

5杯は上出来です。1杯でもいいと思っていましたから。竿頭は12杯とのこと。平均するとひとり2~3杯ってところか。釣りあじとしては感覚的にはマルイカとアオリイカの中間かな。

写真では色も黒ずみ、ちょっとグロい感じ。

コロッケとハンバーグ、の大きさ。かわいいもんですよ。

イカは妻がいつも捌いてくれますが今日はあいにく不在。検索動画を見ながら悪戦苦闘しました。難しいのは厚皮を剥いだ後、薄皮を剥がすところ。どうにもうまくいかないので薄皮剥がしは外側のみで断念。

まず刺身。

娘と2人分としては十分。

幸い薄皮の存在は感じられず。ねっとり濃厚な味わいです。

続いてゲソを小ねぎと一緒にニンニクバター醤油で炒めました。

足は短いので切り分けずにヒトデのようにそのまま炒めたところ、

こいつもグロい。(味はまずいはずがありません)

エギのスミイカ、気に入りました。

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