北の大地をじっくりと
16日目 2025年7月4日(金)

窓を締め切ってTシャツ、タオルケットで寝たら明け方は少し寒かった。
夜は静か、朝9時になったら誰もおらんがな。

うーむ、やっぱりこのホテルに泊まる人って・・謎だ。
275号線を愚直に北上します。
幌加内町は北海道きっての??そばの名産地だという。
道の駅「森と湖の里ほろかない」に立ち寄り。

この建物、道の駅の中にあって「ルオント」という名称を持っている(自然、というフィンランド語だそうで)。おそらくルオントありきで道の駅申請がされたと思われる。フィンランドか、確かに周囲の雰囲気はある、行ったことないけど。
中は温泉とレストラン、ラウンジもセンス良くきれいです。左に見えるのは足湯です。

幌加内のそばを食します。

野菜とかき揚げ天付き冷たいそば、1,200円。まずもってお安いです。基本的に1,600円が標準かと。
大変冷たく、おいしゅうございました。
さて、フィンランドっぽい気がする275号線。先にあるのが朱鞠内湖。
「しゅまりないこ」ってなんと不思議な響きでしょう。名前がいいな、というだけで一度行ってみたいと思っていました。
人造湖ながら神秘的、とあります。
神秘的どころか、近寄るのも難しい。観光地化しようとは全く考えていないらしい。湖畔はこっち、という看板を頼りに行くと、おそらく、唯一の「展望台」というところがありました。

空も暗いし、たしかにひっそりとたたずんではいますね。
湖畔こっちという案内をあとにして幹線に戻ります。そんなに小さい湖でもないし、どこかに全貌を見渡せる駐車場所もあるだろうよ。あることはありました。

これじゃ10㎝くらいしか見えないよーーー。おそるべし幌加内町。案内看板はそこそこあるのに観光客が立ち止まれる場所をもっと整備しようよ。
150㎞くらい走ると自然と車は停止するようになっています。
道の駅「美深(びふか)」。一言では説明できない複雑な構内。メインの駅舎から300m離れたところに「びふか温泉」があります。道の駅とは不可分な施設ですが、車中泊禁止の立て札が。目の前には二輪での利用者が多いキャンプ場があり、平坦で広いのに、困った事態にはなりそうもないのに、温泉前ではなぜか泊できないのです。ケチ。

とりあえず入浴、500円。銭湯だね。250円にしてほしいね。
休憩所には強烈なエアコンがあってそれだけが救い。

涼んでいた、函館在住の話好きのおじさんから近場遠場のおすすめスポットを延々と聞かされました。素直な性格なので参考にします。(本人はキャンプ旅をしているそうです)
300m戻って道の駅のメイン駐車場に陣取ります。晩飯は美深の駅あたりで買ったコンビニめし。
北に行けばいいというものではないでしょうが、だんだん暑くなる夜。風がないのでじんわり外気の涼しさを感じながら・・・・



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