冬の沖縄12 首里城復活へ なくしたものは作ればいい「なんくるないさー」精神 

ロングステイ
1月30日から沖縄にステイしています
12日目 2023年2月10日(金)

午前中は雨。

まず、何回目かの洗濯。バスルームに乾燥機能がついているのがありがたい。浴室に干して3時間ほどタイマーを回しておけば厚手のものも完璧に乾く。小物用ピンチハンガーが備わっているのも〇。欲を言えばTシャツ用の安いハンガーがあればベストです、ニューノーマルホテル様。

その間、カレーでも仕込んでおこうか。

2食分を確保。

珍しく天気予報が当たった。11時までスコール気味の豪雨、そして正午前に雨あがる。

那覇市内の名所、首里城に行こうと思う。

ゆいレールで旭橋駅から首里駅へ。ところでこのゆいレール、沖縄初めての鉄道なので無理もないが、もう少し車両の数を多めにした方がいいよ(現在すべて2両編成)。那覇空港から絶え間なく中心部のホテルへスーツケースを携えた旅行客を送り込んでいます。したがっていつも混んでいるのです。

沖縄そばに目覚めた私はガイドブックにある有名店で極め付きを味わおうとしました。

首里駅から徒歩2分の「首里そば」さん。行列が絶えないという。

なるほど、15人くらいのお並びか。12時30分。

靴を脱いであがります。

そばが大中小とあって、それぞれが400円、500円、600円。安い。プアマン根性を発揮して大をオーダー。

疑うことなきルックス。紅ショウガではなく普通のショウガのせん切りが載っている。

不揃いな、いかにも手打ちの麺が他店と違う。コシが強い、どちらかというと日本そばに近いか。

うまい。カツオだしは何の迷いもないストレート勝負。

欲張っての大盛りですが、さすがに多い。中、にしてじゅーしーを追加するのがよかったかな。ごちそうさまでした。

すぐに首里城。

首里城公園の東の端から西の端まで行って、守礼門をスタートとしなければ失礼というものであろう。

斜めにして撮っています。中国またはアジア他国の影響なのでしょう。尖りつつ丸みをもった独特の石垣のデザイン。そしてスタートラインの、守礼門。

柱の下の部分を写していないのは工事中だったからです。

2019年の火災消失したのは「正殿」であって、この守礼門はセーフでした。

昔来たときよりずっと時間があるのでじっくり見てあげられます。

門から入ってすぐにあるのが世界遺産、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。

門といってもその向こうには何もありません。神に礼拝するためのものだそうです。

とにかく石垣の門と朱色の木造物が続きます。

晴れてきました。やはり青空のバックによく映える城だ。シャツ姿にならないと暑い。

そしてここからは有料ゾーン、400円。

奉神門。その向こうに正殿らしきものが・・・。

2次元でした。大きなプレハブ建物の中で正殿復興作業が行われています。

木の柱の角を縁取りして八角形にしていますね。

「見せる復興」をテーマにするところがすごい。というか、たくましい、というか、慣れている。

さらに上へ上へと。

東のアザナという、一番高いところにたどり着きました。

那覇市の北端から浦添市が眺められます。那覇市中心部は復興プレハブで見えませんが、他は全方位見渡せるようになってます。古今東西の権力者というものは必ず高台に防御壁を張り巡らして、安全を確保したうえで庶民を見られるようにしていたんだなあ。

降ります。

ちょっとした公園などもあり、緑がまぶしい。

首里城公園を西に抜けると、隣にも世界遺産があるという。

「玉陵(たまうどぅん)」。おいしそうです(うどんではなく、うどぅんです)

よく解らぬままま、入場料300円を支払って中へ。

なにやら石垣の向こうにまた石垣・・・。

横には靴を脱いで入る木造平屋建てが・・・。わからん、勉強不足です。

パンフレットによると、中世の王の墓だそうです。

ああ、中に進むと、なるほど、3つの墓所への入り口がある。そしてそれは不謹慎ながら火葬場ドアのように見えてくる。色味が地味だ。

それとわかると、このガジュマル並木もなかなかに恐ろしい。

帰りは首里駅まで戻るのは遠いのでバスにしました。

97番バスを山川バス停から乗って県庁北口まで。国際通りを通る車は大渋滞必至です。

県庁近くのカフェBetter girlさんで一服。

16時閉店って早くない?

コメント

タイトルとURLをコピーしました