タチウオ スレたやつらと深場の戦い、悪コンディションでも終わってみれば大満足

釣り
釣行日 2025.10.7(火)
釣りもの タチウオ
船宿 弁天屋(午前船)
釣果 12匹

昨年はまごまごしている間に時機を逸してしまい、1回もタチウオ船に乗れなかった。ことしも酷暑の船を敬遠している間に10月。これではいかん。

弁天屋HPを見ると1日船のタチウオ、アジとのリレータチウオ、午前船のタチウオと3種類も船を出している。ここ数年に比べて好調なのか?1日船もリレー船も7時間の格闘は疲れるので午前船に。

台風22号の影響が出始めるか、とのこと。釣るなら午前中、らしい。なるほど雲は不穏だ。おや一番デカい船じゃないか。

船長に聞けばオモリ60号から始めるとのこと。迷わず電動リールを選びます。

2年ぶりだ。

事前レクチャーは若手が引き継いでやっている。

しかけ諸々。

波風が強いことが予想されるため、やや少なめか?乗船者は10名ほど。私は左舷ミヨシに着座。

湾に出る水路ですら波高し。漁場まで30分、波をかぶるのでキャビンに避難した方がいいとアドバイスされる。確かに釣り座に座っていたらずぶ濡れ状態だ。

観音崎沖(走水)でしばし待機ののち8時15分ごろ実釣開始。しばし待機というのは観音崎沖は横須賀市のシマであり、よそものの横浜所属の遊漁船は早く着いても釣り始めは8時スタートという制限かかかっているとのこと。釣り船業界のおきてらしい。

第3投あたりで初アタリ、が巻き上げ途上で痛恨のバラシ。第5投あたりで2回目のアタリ。これも水面を割らずにバラシ。

むー、連続バラシは落ち込む。口の堅いタチウオは針掛かりしたらめったに外れないのに。

そうか、10cmはあろうかという長いエサ(サバではなくてコノシロに替わった?)に食いついてはいるがその上の針にアゴかかかっていないのだろう。送り込みを工夫せにゃならんな。

30分経過後にようやく1本目の取り込み。なかなか気難しいやつになっているじゃないか。

気が付けば暗雲は去り、青空になっている。しかも波も穏やかに・・・どないなってんねん、天気予報。でも釣りやすくなってきた。

タチも夏場にだいぶんいじめられて賢くたくましくなってきているらしい。基本を思い出そう。

まずはアタリを出すためのシャクリのストローク。5cmなのか30cmなのか、これはその日のベストパターンを早めに見つけなきゃならない。

そしてアタリがあってもそのままシャクリと巻き上げを続けること。しまいには魚がじれて上の針まで食ってくる、その時がアワセ時。(どうしてもアタリがあると次の食い込みを待って本能的に動作を停めちゃうのよね)

2本3本と順調に数を伸ばしていきます。(それでも3回に1回はバラシます)

潮も速くなって80号にオモリ付け替えの指示あり。棚も50m~60mだから手巻きはきついどーーー。

やっぱタチウオとのやりとりは超楽しい。

こんなふうに溜まっていきます。型も割と平均的にいいサイズ、いわゆる「指4本」ってやつ。

午前船は久しぶりだけど、実釣時間は8時15分から10時45分くらいまで。つまり2時間半しかない。それでも10本釣り上げたらおかず的にオーバースペック。ちょっとモチベーションは逆に下がる。結局12本。大漁です(竿頭は14本)。

帰りは北風を正面に受けて北に向かうので強制的にキャビンに入れさせられました。そのキャビンにも潮の飛沫がビシバシ飛び込んできます。甲板にいたらシャワー1,000回分浴びることになるでしょう。

戦い済んで八景島シーパラ前。すっかり晴れ上がってるでないの。

半袖短パンになりたい陽気だ。

どうしても食べきれないなあ。

刺身(半分は炙り)2本、塩焼き2本、煮つけ1本。

料理長の妻がいないのでフライができない。料理見習の私ができるのはここまで。それにしてもここまでやると食べる気も失せるというもの。もちろんおいしいですよ。

残る7本はそれぞれ3分割のぶつ切りにして冷凍、つまり21の切り身が我が家の冷凍庫に眠っております。

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