釣行日 | 2021.07.28(水) |
釣りもの | タチウオ |
船宿 | 弁天屋(午前船) |
釣果 | 9匹 |
基本的に釣りは早起きが必要ですが、東京湾と相模湾には半日船の制度があり、午後船となればゆったり昼過ぎに沖に出られます。近頃すっかり寝坊ジジイとなり、起床時刻がだいたい8時。午後船を選択することが多くなりました。
でも、夏の東京湾名物のタチウオは明らかに午前中にしか釣れない魚のようです。
頑張って5時45分に起床。6時に家を出ますが、平日のこの時間は結構車の量が多い。30分あれば余裕で船宿到着のはずが遅れ、6時45分着。出航が7時15分なので、沖釣り的にはほぼ遅刻といっていいくらい。席は早いもの順に決まるので、最も人気のない席に着くこととなりました。とほほほほ。
座席は左舷ミヨシから2番目。なんでここが売れ残るかというと、沖で船を止めると、この時期、南西風に船はなびいて、左舷の人は太陽を正面から浴びることとなり、暑さだけでなく、水面のギラギラする太陽反射で竿先がよく見えないんです。そして船の先頭に近い席はどうしても足場に傾斜があり、背もたれがなく、ちょっと疲れる位置なんです。皆さんよく知ってるねー。たまに行くんだからもう30分も早起きすればよかったんだねー。
電動リールを用意していきましたが、船長曰く、「水面下5mで食ってるから要らないよー」。あちゃー、情報不足。もっと軽いリールを持ってくれば良かったー。
出航して20分ほど船は全速力でぶっ飛ばして千葉県袖ケ浦沖?(富津の岬の北側)で実釣開始。てっきり観音崎沖と思っていました。へー、こんな場所でやるんだー。
船長の指示棚は8mから水面まで。移動した先でもだいたい5mから1mでアタリがありました。
むちゃくちゃ活性がいいということです。
アタリが多くて、小型、中型が多いものの、針係りすると竿までの距離が近いので引きは強烈です。
さっそく2匹釣り上げ、今日は爆釣か、と思いました。
が、やがて針に掛からない、ぐっと引き込まれて合わせても乗っからない、すっぽ抜け・・・。長く待ちすぎても餌の半分を食いちぎって逃げられる・・・。アタリの1/3くらいしか釣り上げることができなくなりました。
うーん、こんなに難しい釣りだったっけー。しかも5m下に魚が来ているのに・・・。面白いっちゃー面白いが・・・タチウオに遊ばれてるな。
竿で食い気を催すアクションを加えたり、餌の送り込みをしたり、性根を入れてやらないと勝てんぞ、と気合を入れた10時を過ぎたあたりから、肝心のアタリ自体が遠のいていきました。台風直後の強風と白波で想像してた以上の海況の悪さもあり、自分の思うような釣りができず、完敗を認めざるを得ません。
結局9匹、しかも大型が1つも交じりませんでした。
この日の平均点は15匹ってところか。
隣の人は私の2倍以上のペースで釣り上げていたようなので、勉強せなあかんと反省。盛夏のタチウオの難しさを再認識することとなりました。秋口以降は棚が30mから100m近くまで深くなるので、じっくりと重いタックルで再挑戦したいものです。
ま、とはいえ、食べておいしいタチウオ。9匹あれば我が家の夕食のおかずには有り余るほどです。
刺身をいやというほど作り、塩焼きとあわせてタチウオ三昧となりました。
ごく細めに引いたタチウオの刺身をご飯に盛り、ネギ、ミョウガなどの薬味をまぶして残ったわさび醤油をたらしてかきこむ・・・陶然。〆はこれですよ。
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