キャンピングカーを拠点として山に挑みます
4日目 2021.9.10
道路のすぐそばに停めても夜は寝られる私ですが、この道の駅「白馬」はちょっと感じが違いました。国道なので非常にまばらに夜間も車がかっ飛ばしているんです。この、非常にまばらってところがいけない。ビュンビュンならOK、まばらだと時々起きちゃうことがわかりました。明日は場所を移そう。
7時に起床。今日はトレッキングします。
新たに買った登山靴(スカルパ)、デビューの日です。
8時には白馬八方尾根ゴンドラリフト乗り場に到着。ちなみに駐車料金が1日1000円。しまった、200mほど下に無料駐車場があったのだ。
ゴンドラ1本とリフト2本を乗り継いで中腹までいきます。3本の往復チケットが前売り割引で2700円なり。昨日、道の駅で買っておきました。
平日ですから楽勝。ゴンドラも一人乗りとなります。
白馬村が一望できます。
ゴンドラを降りてやや歩いてリフト乗り場へ。ガスがかかってきました。
ま、きょうび、山もおしゃれなんですよ。
スキーシーズンではないので、リフトが全体的に低くしてあり、草と足が接触します。
一つ目のリフト終点、黒菱平。
おおっ、白馬連山のはしくれが見えてきたぞ。
長野五輪の女子滑降のスタート地点だったらしい。
で、最後のリフトを乗り終えた先が、八方池山荘。
ここからようやく歩きが始まります。
1.5時間くらい、八方尾根を緩やかに登って八方池を回って引き返す、都合3時間のコースです。
全体の6割くらいが、この木道。
これなら、心拍数は上がってもゼーハー息が切れることはないな。
木道が終わると第2ケルン(石を積み上げた塚)。おっとガスの切れ間、その奥には荒々しい岩峰が顔を出す。白馬三山の横、不帰(かえらず)峰と呼ばれているあたりか。荘厳ですがちょっと名前からして不気味ではありますね。
ガスが切れると青空がまぶしい、そして太陽も熱い。
ゴロタ石の登りはさすがにだんだんと息も上がってきます。
そしてこれが八方ケルンとよばれるもの。高い。
やっと八方池を臨む鞍部にたどり着きました。
この白馬連峰展望図をよく頭に入れておいてください。
八方池のほとりで待つこと数分、不帰峰のあたりからだんだんガスが晴れてきて・・・。
あっという間に大展望が開けました。
みんな、この機を逃すまじ、とカメラを手にします。
池と山が一つの写真に収まる有名な場所。
ただただ美しい。そして目の前に巨大な岩の壁が出現する様は圧倒されます。
登山家、写真家が最も集結していた場所からのショット。さかさ白馬、かな?
ちなみに上の写真中央が、白馬鑓ヶ岳、その左が杓子岳、その左が白馬(しろうま)岳。この3つを総称して白馬三山といいます。(今日初めて知ったんだけど、へへ)
しばらくぼーっとしてました。10分おきくらいにガスったり、晴れたりを繰り返していました。
11時ころとなってそろそろ腹も減りはじめた。
池を回るようにして第3ケルンを通過。
あとはひたすら来た道を戻ります。新しい靴、絶好調です。ちなみに、他のいでたちとしては、ノースフェイスの黒のパンツ、マムートの長袖インナーに半袖ポロシャツ、ノースフェイスの帽子と知人からもらったポール1組でした。
八方池山荘で早めの昼食。
牛丼、950円なり。もちろん、うまし。
リフト、リフト、ゴンドラ、の順で下ります。
ゴンドラ駅に、うさぎ平テラス、というゴージャスな施設ができていました。
しゃれてます。
なんと屋上にはマウンテンビーチという、海の家みたいなものが。なんじゃこりゃ。
ひとり登山おやじには全く不似合いな場所でして。
さっさと降りたのでした。
やー疲れた。疲れを解消するには温泉しかない。
今日は「八方の湯」という、比較的新しい(2014年リニューアル)施設に行ってみました。
白馬三山が正面に見えるのがウリのようでした。施設の写真撮り忘れました。
昨日のみみずくの湯、と同じ源泉なので、同じくとぅるとぅるの湯でした。しかし料金800円はいただけないね。
晩メシはガスト白馬、というところを見つけました。
安心の味ですな。ガーリックチキンステーキのセット、950円なり。
そして今夜のねぐらは道の駅「白馬」を見限って、ネットで評判のいい「サンサンパーク白馬」という、単なる駐車場。(もちろん24時間オープンのトイレはあります)結構車もいますね。
静かだ。いまのところ。
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