キャンピングカー四国中国の旅8 天空の鳥居【高屋神社】と天空の鏡【父母が浜】

キャンピングカー
キャンピングカーによる全県走破へ
8日目 2023年4月5日(水)

香川県は映えスポットを作るのがうまいね。古くからある神社や浜辺を、SNS受けがいいようにちょっとだけ加工して人を呼び込む。頑張ってる、というかセンスがいい。

中でも天空シリーズ?というのがあるらしい。かなり有名になった父母ヶ浜(ちちぶがはま)=天空の鏡、を筆頭に天空の鳥居、天空のブランコなど。ブランコだけ割愛させていただき、他の2つを巡りました。

結構ミーハー(死語?)な私。

最初の、天空の鳥居【高屋神社】を見るには標高404mの小山の頂上にある「本宮」に行く必要があります。

この山道がやたら狭いため、キャンカーは遠慮したほうがいい、とネットに書かれています。すれ違いが難儀なだけでなく、斜度もきついので、私的には自車が下り坂ですれ違えない場合に、バックギアで精度ある尻上がりができるか不安なため、素直に代替策のタクシーを選択しました。(土日は一般車を通行止めにしてシャトルバスを運行しているようです)

地元タクシー会社が共同運営しているサイトからweb予約ができ、JR観音寺駅前から片道1,000円で運んでくれます。朝8時半にweb予約を入れました。

JR観音寺駅までは30分。イオンに車を停めさせていただきました。がらがらだし、1時間くらい勘弁してください。

四国地方の今日は午後から雨が降り出すとの予報です。雨さえ降らなきゃ良しとします。

こんな天気にタクシーで行く物好きはいなかろう、と思ったら先客2組。

ベトナムとタイからお越しか、と思われます。10時35分発。

山道にかかると、確かに狭い、そして急坂。実際、キャンカーでも行けなくはないが、ハラハラドキドキの15分になるでしょうね。

頂上駐車場着、11時。車はたくさん停まってます。向こう見ずなキャンカーも。

3分ばかり歩くと見えてきます。

なるほど、むちゃくちゃ高度感ありますね。

遮るものなく、観音寺市街が一望。

昨日のこんぴらさん奥社とほぼ等しい標高です。

夕陽が鳥居にさす時刻とかもいいみたい。

実はもう一つのアプローチ方は、自力で登る、という方法もあります。神社なんですからね。

この石段は・・・、マンガみたいな直線、相当キツそう。ただ、昨日のこんぴらさんがなければ候補に入れてたかもしれません。

本宮にもちゃんとお参りしましたよ。

市街だけでなく、遠く島々が浮かぶ海は雲海のように幻想的でした。

せっかくだからもう一枚写真を貼って、引き返します。滞在15分ほど。

先客2組は11時25分のタクシーに乗りませんでした。次の便まで1時間くらいあるけど、どうやって過ごす?もしかして徒歩下山か?

車に戻り昼メシへ。

もう体がうどんを欲している。

よくわからんが近くの「手打ちうどん つるや」さんへ。

これは関東にもよくある体のそばや系の店構え。

中は、慣れ親しんだ丸亀製麺ふう。

かけ(小)270円+とり天150円。

だしが魅惑的にあっさりしてるーー。うまい、安い、客の回転が速い。

お次、雨はまだ降らない。観音寺の名勝??「銭形砂絵」とやらに行ってみます。

琴弾公園の道の駅に車を停めて少し展望台への坂を登ります。

松林の中に何か見えてきました。

寛永通宝の巨大な砂絵。(晴れて陽が傾けば印影がはっきりしそう)

しかし、銭形といえば、「とっつぁん」か「平次」だろう。なんやねん、

の事情は下記の通りだそうです。

よしよし、まだ雨が落ちてこない。もう一つの天空、【父母ヶ浜】へ。

約7㎞北へ。日本の「ウユニ塩湖」と言われてますね。ウユニ塩湖自体を知らない年配者はそこから学習してください。

干潮の夕暮れ時がベストと書いてあります。今日の干潮は17時。晴れていればベストパターンです。

ポツポツとはきていますが、傘はいらない。そして干潮まで時間があるのに、すでにかなり潮は引いている。

広大な砂浜なのでどんなに混んでも写真撮影には困らなそう。

遠目から、失礼して、とある親子の写真を撮らさせていただきました。さらにぐっと近づいて地面すれすれにカメラを構えて撮ると、全身が上下鏡写しになるだろうと思われます(ひとり旅はこういう時被写体がいなくてつらいやね)

浜にはおしゃれなカフェが立ち並んでいます。

このへんがね、うまいのよ、香川県。観光バスも繰り出してきてるし。

今日は時間もあることだし、ドーナツやさんでテイクアウトして車内でアフタヌーンティータイムとしました。

どこにでもある浜、とは言いません。干潮時に広大な砂浜と程よい水たまりが無数にでき、夕陽の方向に水平線があることが条件。どこにでもあるとは言えないが島国日本のこと、ここだけしかないわけではない。ウユニを連想して企画した人が非凡なのよ。

程よく休憩が終わったころには雨も本降り。観光バスのガイドさんが傘をいっぱい持って砂浜の上の乗客に配りに行きます。

今夜も道の駅「たからだの里・さいた」で入浴と晩メシ。

ところでここの温泉「環の湯」はとても変わっている。露天を含めた3浴槽に2種類の湯が張ってあり、一つは入ると強烈にぬるぬる感が味わえる(石鹸で体を洗った後はぬるぬるはかなり収まる)。もう一つは入ると「渋」を溶かしたような、ぬるぬるとは真逆のキシキシ感が味わえる。PH9.0の源泉1本しか表示がないので、この2つの泉質をどうやって作りだしているのだろう?

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