燕岳(つばくろだけ)登山1 キャンピングカーで前日車中泊

キャンピングカー
北アルプス稜線を見る旅
1日目 2023年7月17日(月)

山を愛する人にはいろいろなタイプがある。大きく分ければ山を登る人と山を眺める人だろう。私はといえば、前者と後者の中間に位置するようだ。深い山を持つ日本にいて3000m級の険しい山を見ないのは損だと考えている。特に北アルプスの壁のように連なる稜線が好きだ。3000m級の稜線は平地からはほとんど見られない。いくらかでも山に分け入り、いくらかでも高い場所に立たなければならない 。したがって「ある程度」山登りをする必要がある。

今まではロープウエーで標高の8割がたを稼ぎ、残り2割の超初級者登山をしてきた。でももう行きつくした。今回は性根を入れて登山に挑んでみよう。

燕岳・2,763m、ロープウエーはない。

標高1,450mの登山口から1,313mを自力で上がらないといけない。

今まで標高差でいえば日光白根山の500mくらいが最高記録だ。還暦過ぎてからの山登りスタートで300mを過ぎると途端にゼーハー苦しむ。垂直の記録は一気に2倍以上更新できるものなのか。

どうも山の天気が安定しないようで、本日朝に明日の登山を急遽決定しました。出発地点はしかしクソ暑いね。

3連休最終日の空いている中央道を飛ばし、双葉SAで昼休憩。

さすが甲府だわ。40℃くらいありそうだ。

炎天にエアコンが追い付いていない気がする。気合を入れてカツ丼。

道の駅「こぶちさわ」で車内を整えようと思ったら、なになに標高1000mでも暑いじゃないですか。こりゃもう前泊地に向かうしかない。

とその前にすっかり汗だくの体を清めに「しゃくなげの湯」へ。安曇野です。

場所がわかりやすく、過去2回ほど使わしてもらってます。

涼しい安曇野でも35℃近くあり、館内で涼しさをチャージ。

もう日本灼熱列島から逃げ場はないのか!

いえ、ありました。登山者が集う登山口近くの市営無料駐車場。場所は安曇野市穂高の中房(なかふさ)温泉付近です。

ひやーー涼しい。

山また山に分け入ったところ、標高1,450m。山屋が明日早朝の登山のために17時ころから続々と集結、ざっと40台ほどか。

皆さん早目の夕食(私はコンビニ幕の内)を車内でとり、20時ころには漆黒の闇に沈んだのでした。

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