鎌倉、湘南、横浜を中心に散策します
2024年12月30日(月)
もはや我が家恒例のフライング初詣。

フライング詣で客なのか、年末商戦最後の賑わいなのか、この時期に鎌倉を訪れる人が年々増えている気がする。

一見してヨーロッパ系の方々が多く、しかも団体さんも、てことはハッピーニューイヤーを日本で過ごすのか。

なんやかんやゆうても正月三が日にこの段葛を押し合いへし合い歩くのはまっぴらごめんなのであります。

鶴岡八幡宮に入るとやっぱり人は増えている。屋台も開店準備中のこの時期に詣でてしまおうと考える人たち。

神社としては当然、晦日だろうがなんだろうが来るもの拒まず、いらはいいらはいと神様グッズも鋭意販売中なのであります。
さて、無事に正月行事を終えて帰り道、
やっぱりお茶、です。そういう家族です。
本日も目星をつけておいた新規開拓先、若宮大路ぞいにひっそり営業している
「自家焙煎珈琲Shadore(シャドレ)」さん。
地味なビル、2階に上がります。


若宮大路の桜を望むシックな店内。ソファ席2つとテーブル席2つとカウンターのザ・喫茶店です。湿度高目でありがたい。
運よく、3人座れるテーブル席に滑り込み
まず供されるのがこれ、

お湯なんです。65年生きてきて初めてお湯をいただきました。
先客6名はいずれもまだ商品が提供されていない。「順番にお作りします」と店員。

ブレンド2@850円、エチオピア1,200円に+チョコレートケーキをオーダー。
噂どおり、すんごくゆっくり淹れてらっしゃる。30分は待ったろうか、ようやくエチオピアが運ばれる。

喫茶店で1,200円の一杯ってのはねえ、めったにはないですねえ。しかし
うまい、超深煎り。
クリアで苦みも酸味もあまり感じず、コクだけがあり、鼻腔の奥にいつまでも尖った香りが残る感じ。
残りの品提供にはさらに15分かかりました。温度をはかりつつ、ネルドリップで少しずつ淹れるとこうなるようです。

有田焼の高そーなカップ。ブレンドは妻曰く「だしが入っているみたい」。なるほど表現しがたい複雑な味を持ってらっしゃる。おっとケーキは甘さ抑え目、濃厚民族。

いやー年末に珈琲で大盤振る舞いしちゃいました。お値段高級ですが十分それに見合うお味です。

段葛で花見ができる頃はこのソファ席は人気が出るのでしょう。ごちそうさまでした。

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